健さんと孫と3人で、買い物に行く。
スーパーにつくと、孫は一直線に鮮魚売り場へ向かう。
バイ貝を見つけると、ひとつずつ手に取って重さを確かめる。
「今日のは、ちょっと小さいし、軽いしあかんわ」と
いっちょまえの口を利く。
小イカをあれば、「甘酢づけにすれば?」と
健さんに、おばんざいの提案までする。
いつも、健さんの仕入についていくうちに、
魚や野菜の名前や見分け方まで、身についたようだ。
お勉強の方は、あまりお得意ではないらしいが、
健さんのお手伝いは大好きな孫である。
宿題も店のカウンターでしているぐらいだ。
来年から中学生になるが、いつまでジィジのチョッポで
いるのだろうか・・・
えっ? わたし?
はるみバァバは怖いらしいから、あまり懐かれてはいない。