はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

地方自治と脱原発

2016-02-09 | 読書ナリー

おすすめの1冊。

2月15日発売。

    

著者の小野一さんは、

福井県出身で中学校まで敦賀で過ごしています。

昨年の2月に現地調査のため、敦賀へ来られました。

ここからは、社会評論社のPRの文章です。

***************************

 

3・11 の福島原発で未曾有の大事故発生から間もなく5年。

 

過酷な現場と収束が全く見えぬ状況の中で、

安倍政権と電力会社は何事もなかったかのように

原発再稼働・原発輸出路線を推し進めている。

 

2014年12月までに日本では59基の原発が建造されたが、

そのうち15基が若狭湾に集中する。

大飯原発、高浜原発、敦賀原発、ふげん、もんじゅと

文字どおり「原発銀座」である。

福井県出身で中学校まで敦賀で過ごした著者が、

現地調査、資料収集、関係者からの聞き取りや討論に基づいて、

「白い花咲く故郷」になぜ「原発銀座」ができたのか、

実証的に明らかにする。

そして、地方分権や自治体改革めぐる近年の動向を紹介し、

そこからオルターナティブがでてくるのかを考察する。

脱原発へ向けての貴重な報告である。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする