おすすめの1冊。
2月15日発売。
著者の小野一さんは、
福井県出身で中学校まで敦賀で過ごしています。
昨年の2月に現地調査のため、敦賀へ来られました。
ここからは、社会評論社のPRの文章です。
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3・11 の福島原発で未曾有の大事故発生から間もなく5年。
過酷な現場と収束が全く見えぬ状況の中で、
安倍政権と電力会社は何事もなかったかのように
原発再稼働・原発輸出路線を推し進めている。
2014年12月までに日本では59基の原発が建造されたが、
そのうち15基が若狭湾に集中する。
大飯原発、高浜原発、敦賀原発、ふげん、もんじゅと
文字どおり「原発銀座」である。
福井県出身で中学校まで敦賀で過ごした著者が、
現地調査、資料収集、関係者からの聞き取りや討論に基づいて、
「白い花咲く故郷」になぜ「原発銀座」ができたのか、
実証的に明らかにする。
そして、地方分権や自治体改革めぐる近年の動向を紹介し、
そこからオルターナティブがでてくるのかを考察する。
脱原発へ向けての貴重な報告である。