はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

春と修羅・・・はるみが修羅か・・・

2008-09-28 | 映画・音楽・演劇・絵画など芸術関連

2008年9月28日(日曜日)
健さんが所属する「玄々社」の書道展がもうすぐあるらしい。
今回、健さんが書くのは、「修羅」・・・

闘う神だった、阿修羅は天帝の怒りをかい、天界を追放される。

宮沢賢治の「春と修羅」から選ばれた「修羅」の二文字に
健さんはどんな思いを込めて神、いや紙に向かったのだろう。

宮沢賢治は「春と修羅」の詩の中で
おれはひとりの修羅なのだと言い切る。
      ・
      ・
 四月の気層のひかりの底を
 唾し はぎしりゆききする
 おれはひとりの修羅なのだ
      ・
      ・
 ああかがやきの四月の底を
 はぎしり燃えてゆききする
 おれはひとりの修羅なのだ
      ・ 
      ・
健さんの心の中に修羅が潜んでいるとしたら・・・
それは、わたしが創りださせたのかもしれない・・・
健さんにとっては「春と修羅」じゃなく「はるみが修羅」?

出来上がった作品は見せてもらっていない。
会場で見ることになるけれど、
わたしを立ちすくませる「修羅」に出会いたいと思っている。

さて昨日に引き続き、「中池見湿地」と8号バイパスの
記事が、読売新聞県版に大きく取り上げられました。
ニュース記事をアップします。

ただ記事の写真を大きくして、この場所に貼り付けたい!と
がんばったのに、できない・・・
・小さい画像は貼り付けられる
・大きくしてみたらできたのに小さい画像と2つになった
・小さいほうを削除したら全部消えた・・・
頼みの息子は、いない・・・ト・ホ・ホ・・・と言う訳です。
つまり昨日の写真も息子頼み・・・
ということがバレバレになってしまいましたネ。

まぁ、あせらずボチボチ慣れることにします。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20080927-OYT8T00792.htm
【湿地への影響懸念
      敦賀バイパス沈下対策工事】
敦賀市北部の国道8号敦賀バイパスの一部で地盤沈下が進み、
国による対策工事の計画が浮上している。
現場は、希少な動植物が生息する中池見湿地(敦賀市樫曲)に隣接。
国側は「工事は通行車両の安全を守るため。
環境への影響が少ない工法で行う」と説明するが、
市民の一部は「湿地の土壌に悪影響が出るのでは」と懸念し、
環境影響評価の実施や工法の見直しを要望している。
(読売新聞敦賀支局 冨山優介)

地盤沈下が問題となっているのは、1996年に使用を開始した
同市の田結―余座の区間3・4キロのうち、
樫曲トンネル北側付近約150メートル。
谷あいの地形で軟弱な地盤のため、軽量の発泡スチロール製ブロックの
基礎と盛り土で、最大で深さ約4メートルを埋め、道路を造成した。

しかし、開通後は大型車両の通行などの影響で
バイパス道の地盤沈下が進行。
道路脇に設けられたガードレールの屈曲が目に見えてわかるほどで、
約30センチも沈下した個所もある。

国土交通省近畿地方整備局福井河川国道事務所はこれまで、
沈下が進むたびにアスファルト舗装を上塗りして対応してきたが、
抜本的な解決のため対策工事を進めることを検討。
8月に工事計画を明らかにした。

工事では、沈下している区間約150メートルにセメント製のくい
(直径1・6メートル、長さ2~13メートル)計約360本を、
2・6メートル間隔で打つ。
固い地盤まで到達したくいが道路を支え、沈下を防ぐ仕組みで、
必要な工期は約5か月とみられる。
国側は現地では環境への影響調査は行っていないが、
同事務所の藤田法彦副所長は「実績があり、
環境への負荷も少ない工法」と説明する。

一方、同湿地の保全活動に取り組むNPO法人
「ウエットランド中池見」の笹木智恵子理事長は
「地中のくいが、湿地への地下水の流れを阻害するのでは」と言い、
「くいのセメントの成分が溶け出し、湿地の生態系に
影響しないかも心配」と話す。

26日には、市議会環境保全対策特別委員会が現場を視察。
市議会は
〈1〉市民への十分な説明
〈2〉工事による環境への影響の評価――を行うよう
国に求める意見書を提出することを検討している。

敦賀では、中池見湿地が市民の大切な財産であるとして、
ラムサール条約への登録を目指し、市や関係団体が
総力を挙げて運動に取り組んでいる。
道路の保全という観点だけでなく、貴重な自然を
どう残すかという視点も欠かせない。
国側はまず、対策工事によって環境にどのような影響が出るのか、
しっかり説明する必要がある。
コメント
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