aquamarine lab

アートネタなど日々のあれこれ

至上の愛

2019-05-16 19:02:12 | 舞台
東京芸術劇場でローザス「至上の愛」を見てきました。

あの「至上の愛」がコンテンポラリーダンスになるといったいどういうことになるのか・・・興味津々というか、半ば怖いもの見たさみたいなものもありました。公演から数日経った今になっても、なんと感想を書いていいかわからないのですが・・・。

何というかもう、胸アツになるような作品でした。スタンディングオベーションしている方もけっこういらっしゃいましたね。クールで熱い、黒衣の男4人の踊り。その姿はまさに音の化身のようで、この曲の崇高さを踊りで見せてくれました。私が初めてこの曲を聴いてから、四半世紀もの時が経ちますが、この音楽が即興で生まれたというのは、本当に奇跡だったんだな・・・ということを、ダンスを通してあらためて思い知りました。コアなジャズファンから見れば、グルーヴが・・・とかあるのかもしれませんが、ジャンルの垣根をとっぱらって、ある至高の瞬間が見られればそれでよいのかも、と思いました。光を求めて山頂に辿り着くルートは一つではないよね・・・。そして、今どきの若い方がジャズをどれくらい聴いているかわかりませんが、このダンスを見て、コルトレーンの音楽やジャズに興味を持ってくれる人が出てきたらいいなあ・・・と思わずにはいられませんでした。

興奮さめやらぬままに池袋駅のあたりをうろうろしていたら、「cheeseとはちみつ」というお店が目に入り・・・プリンとタルトを買ってきました。家に帰ってから、タルトをレンジで温めて食べてみたら、生地がサクサクでおいしゅうございました。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ボヤージュ | トップ | クリムト »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

舞台」カテゴリの最新記事