松濤美術館で「真珠 海からの贈りもの」を見てきました。
この展覧会は古代から近代までヨーロッパで制作された真珠のアクセサリー、そして日本の明治以降の真珠のアクセサリーを紹介しています。松濤美術館で真珠の展覧会ってハマりすぎ・・・ということで、いそいそと行ってきました。
地下1階の第一会場はヨーロッパの真珠の展示です。古代のものは紀元前にまで遡ります。1600年頃のペンダント「ライオン」は今でも通用しそうなスタイリッシュなデザインです。バロックパールのブローチ「双頭のアザラシ」はかなりユニークなデザイン。本格的にジュエリーが花開いたのは19世紀のことのようです。展覧会のメインビジュアルにもなっている「パール&エナメル、サファイア、ダイアモンドネックレス」は流れるような美しさに溜息が出そうです。19世紀中期のブローチ「ロイヤルブルー」は色鮮やかな青が映えるデザイン。今回、シードパールというビーズのような細かいパールで作られた作品も展示されていました。驚くほど稠密な作品の数々は、気の遠くなるような作業の賜物なのでしょう。ティアラもネックレスも華麗だったな・・・。
2階の第二会場は日本の真珠の展示です。意外だったのですが、日本では明治時代に御木本幸吉が真珠の養殖に成功するまでは、真珠が装飾具として用いられることはほとんどなかったのだそうです。ミキモト作の真珠のアクセサリーは桜や藤、菊などをモチーフにした、いかにも日本らしいデザイン。雅です。とりわけ花車の帯留めは華やかでしたね・・・。
というわけで、真珠の装身具の歴史を堪能してまいりました。文字通り、珠玉の展覧会でしたね・・・。家で思い出に浸りながら展覧会のチラシをしみじみと眺めていると、「ママ~、これ欲しい~」と横から小さな魔の手が・・・5歳の娘です。いや、これ欲しいって言われても、ちょっとというか、かなりお値段が・・・(爆)。そういえば、真珠のアクセサリーって、人生の節目で母から娘に贈られることが多いですよね。ところで、この展覧会、パール(人造可)を身に着けていくと通常料金から2割引きで入館できるそうです。そうと知っていたら、母から貰ったパールのアクセサリーをつけていけばよかったな・・・(笑)。
この展覧会は古代から近代までヨーロッパで制作された真珠のアクセサリー、そして日本の明治以降の真珠のアクセサリーを紹介しています。松濤美術館で真珠の展覧会ってハマりすぎ・・・ということで、いそいそと行ってきました。
地下1階の第一会場はヨーロッパの真珠の展示です。古代のものは紀元前にまで遡ります。1600年頃のペンダント「ライオン」は今でも通用しそうなスタイリッシュなデザインです。バロックパールのブローチ「双頭のアザラシ」はかなりユニークなデザイン。本格的にジュエリーが花開いたのは19世紀のことのようです。展覧会のメインビジュアルにもなっている「パール&エナメル、サファイア、ダイアモンドネックレス」は流れるような美しさに溜息が出そうです。19世紀中期のブローチ「ロイヤルブルー」は色鮮やかな青が映えるデザイン。今回、シードパールというビーズのような細かいパールで作られた作品も展示されていました。驚くほど稠密な作品の数々は、気の遠くなるような作業の賜物なのでしょう。ティアラもネックレスも華麗だったな・・・。
2階の第二会場は日本の真珠の展示です。意外だったのですが、日本では明治時代に御木本幸吉が真珠の養殖に成功するまでは、真珠が装飾具として用いられることはほとんどなかったのだそうです。ミキモト作の真珠のアクセサリーは桜や藤、菊などをモチーフにした、いかにも日本らしいデザイン。雅です。とりわけ花車の帯留めは華やかでしたね・・・。
というわけで、真珠の装身具の歴史を堪能してまいりました。文字通り、珠玉の展覧会でしたね・・・。家で思い出に浸りながら展覧会のチラシをしみじみと眺めていると、「ママ~、これ欲しい~」と横から小さな魔の手が・・・5歳の娘です。いや、これ欲しいって言われても、ちょっとというか、かなりお値段が・・・(爆)。そういえば、真珠のアクセサリーって、人生の節目で母から娘に贈られることが多いですよね。ところで、この展覧会、パール(人造可)を身に着けていくと通常料金から2割引きで入館できるそうです。そうと知っていたら、母から貰ったパールのアクセサリーをつけていけばよかったな・・・(笑)。