三井記念美術館で「円覚寺の至宝」を見てきました(展示は既に終了しています)。
子どもが生まれるまでは、紫陽花の季節には毎年のように鎌倉に行っていたのですが、その後、ちょっとした遠出もままならず、さらに鎌近もなくなってしまったりで、すっかり足が遠のいておりました。円覚寺にも何度か行っているのですが、紫陽花の記憶はあっても、仏像の記憶がなかったような・・・。
展覧会はまずは「開山箪笥」から。素敵な箪笥でもあるのかしらん、と思ってしまいましたが、開山の無学祖元の所用品のことでした。鎌倉彫の元祖なのでしょうか、みごとな彫物の数々・・・。お隣の部屋には「青磁袴腰香炉」が。独特の色合いとフォルム。青磁好きの方にはたまらんでしょうね。次のお部屋には「霊照女図」が。大きな達磨図も。メインの展示室にはお宝が集結。「宝冠釈迦如来像」は麗しい。宝冠も繊細です。「華厳海会善知識曼荼羅」も初めて見るようなユニークな曼荼羅でした。そして、仏教界的にも一大イベントと思われる、蘭渓道隆と無学祖元のツーショット展示が。各々の像と墨蹟が並べて展示してあります。どちらの座像も生きているかのようで、各々のキャラをみごとに伝えてくれています。厳格そうな蘭渓道隆、懐深そうな無学祖元。ありがたく拝んで参りました。続いて「大陸文化との交流」の章。「白衣観音図」が綺麗。青磁もいくつか。最後は「円覚寺派の展開」。雪村「竹に鷺図」が、すっきりとした美しさ。
そんなわけで、円覚寺の仏像はどういうことになっていたのか、を長い歳月を経て、ようやく知ることができました。これも仏のお導きでしょうか・・・。そろそろ鎌倉を再訪してみたいものです。
さて、例によって、鑑賞後はランチを、ということで、美術館のすぐ近くにある「離島キッチンに行ってまいりました。そうですよ、「ぶらぶら美術館」を見たら行きたくなってしまったのですよ・・・。メインの丼プラスお惣菜のビュッフェがあります。丼は「寒シマメの漬け丼」をセレクト。生卵を絡めて食べると美味しゅうございました。食後のびわ茶もほっとするお味。物販もあったので、ぶるべりげというブルーベリーのマカロンとびわ茶を買ってかえりました。家でおやつにすると、島でくつろいでいるような気分になりました。離島好きとしては、こういうお店ができたのはうれしいことです。また、離島めぐりもしてみたいな・・・。
子どもが生まれるまでは、紫陽花の季節には毎年のように鎌倉に行っていたのですが、その後、ちょっとした遠出もままならず、さらに鎌近もなくなってしまったりで、すっかり足が遠のいておりました。円覚寺にも何度か行っているのですが、紫陽花の記憶はあっても、仏像の記憶がなかったような・・・。
展覧会はまずは「開山箪笥」から。素敵な箪笥でもあるのかしらん、と思ってしまいましたが、開山の無学祖元の所用品のことでした。鎌倉彫の元祖なのでしょうか、みごとな彫物の数々・・・。お隣の部屋には「青磁袴腰香炉」が。独特の色合いとフォルム。青磁好きの方にはたまらんでしょうね。次のお部屋には「霊照女図」が。大きな達磨図も。メインの展示室にはお宝が集結。「宝冠釈迦如来像」は麗しい。宝冠も繊細です。「華厳海会善知識曼荼羅」も初めて見るようなユニークな曼荼羅でした。そして、仏教界的にも一大イベントと思われる、蘭渓道隆と無学祖元のツーショット展示が。各々の像と墨蹟が並べて展示してあります。どちらの座像も生きているかのようで、各々のキャラをみごとに伝えてくれています。厳格そうな蘭渓道隆、懐深そうな無学祖元。ありがたく拝んで参りました。続いて「大陸文化との交流」の章。「白衣観音図」が綺麗。青磁もいくつか。最後は「円覚寺派の展開」。雪村「竹に鷺図」が、すっきりとした美しさ。
そんなわけで、円覚寺の仏像はどういうことになっていたのか、を長い歳月を経て、ようやく知ることができました。これも仏のお導きでしょうか・・・。そろそろ鎌倉を再訪してみたいものです。
さて、例によって、鑑賞後はランチを、ということで、美術館のすぐ近くにある「離島キッチンに行ってまいりました。そうですよ、「ぶらぶら美術館」を見たら行きたくなってしまったのですよ・・・。メインの丼プラスお惣菜のビュッフェがあります。丼は「寒シマメの漬け丼」をセレクト。生卵を絡めて食べると美味しゅうございました。食後のびわ茶もほっとするお味。物販もあったので、ぶるべりげというブルーベリーのマカロンとびわ茶を買ってかえりました。家でおやつにすると、島でくつろいでいるような気分になりました。離島好きとしては、こういうお店ができたのはうれしいことです。また、離島めぐりもしてみたいな・・・。