サントリー美術館で「琉球 美の宝庫」を見てきました。
不肖わたくし、けっこうな沖縄好きで・・・子どもが生まれるまでは、毎年のように通っては離島めぐりなどもしていたのですが、子どもが生まれてからとんとご無沙汰しております。今年も行けそうにないので、せめて気分だけでも・・・ということで、いそいそと行ってまいりました。
展示室入ってすぐのところに「黒塗菊花鳥虫沈金丸外櫃」が。漆黒に浮かぶ金色が美しい。沖縄のものというと色鮮やかなイメージですが、こういう作品もあったのですね。琉球の衣装はどれも華やか。南国らしいモチーフも見ていて楽しいです。琉球絵画をまとまった形で見るのは初めてですが、思いのほか日本画というか、中国絵画のよう。そんな中で孫億の「花鳥図巻」はサンクチュアリの光景のようでした。赤と青の対比も鮮やか。琉球絵師たちにとっては「永々の手本、国用の宝物」だったとか。かと思うと、北斎の「琉球八景」が。いかにも北斎な感じの作品ですが、北斎自身は琉球に行ったことはないらしい・・・。尚家の遺物はハイクラスな雰囲気が漂います。メインビジュアルになっていた宝冠もみごと。衣装も鮮やかかつシックに。「美御膳御揃」(お膳のセット)も美しゅうございました。琉球漆芸は、大型の作品も出ていて、見ごたえがありました。「黒漆雲竜螺鈿大盆」は龍の鱗のきらめきまで貝で表現されていて、思わず見惚れてしまいます。それにしても、貝でかっ・・・南の海では夜光貝も急成長するのだろうか。そんなわけで、つかの間、沖縄気分を味わってまいりました。そろそろまた沖縄にも行きたいな・・・。
その後、21_21Design Sightの「音のアーキテクチャー展」も見てきました。小山田圭吾さんの音楽と9人のアーティストによる映像がシンクロする作品です。クールな音楽にスタイリッシュな映像。大きなスクリーンの前の台に観客が座れるようにもなっていて、そこに座ってみると自分が作品の一部になったような錯覚が。とりわけ水尻自子さんの映像がツボだったかな・・・。そんなこんなでinto the musicなひとときを楽しんでまいりました。
不肖わたくし、けっこうな沖縄好きで・・・子どもが生まれるまでは、毎年のように通っては離島めぐりなどもしていたのですが、子どもが生まれてからとんとご無沙汰しております。今年も行けそうにないので、せめて気分だけでも・・・ということで、いそいそと行ってまいりました。
展示室入ってすぐのところに「黒塗菊花鳥虫沈金丸外櫃」が。漆黒に浮かぶ金色が美しい。沖縄のものというと色鮮やかなイメージですが、こういう作品もあったのですね。琉球の衣装はどれも華やか。南国らしいモチーフも見ていて楽しいです。琉球絵画をまとまった形で見るのは初めてですが、思いのほか日本画というか、中国絵画のよう。そんな中で孫億の「花鳥図巻」はサンクチュアリの光景のようでした。赤と青の対比も鮮やか。琉球絵師たちにとっては「永々の手本、国用の宝物」だったとか。かと思うと、北斎の「琉球八景」が。いかにも北斎な感じの作品ですが、北斎自身は琉球に行ったことはないらしい・・・。尚家の遺物はハイクラスな雰囲気が漂います。メインビジュアルになっていた宝冠もみごと。衣装も鮮やかかつシックに。「美御膳御揃」(お膳のセット)も美しゅうございました。琉球漆芸は、大型の作品も出ていて、見ごたえがありました。「黒漆雲竜螺鈿大盆」は龍の鱗のきらめきまで貝で表現されていて、思わず見惚れてしまいます。それにしても、貝でかっ・・・南の海では夜光貝も急成長するのだろうか。そんなわけで、つかの間、沖縄気分を味わってまいりました。そろそろまた沖縄にも行きたいな・・・。
その後、21_21Design Sightの「音のアーキテクチャー展」も見てきました。小山田圭吾さんの音楽と9人のアーティストによる映像がシンクロする作品です。クールな音楽にスタイリッシュな映像。大きなスクリーンの前の台に観客が座れるようにもなっていて、そこに座ってみると自分が作品の一部になったような錯覚が。とりわけ水尻自子さんの映像がツボだったかな・・・。そんなこんなでinto the musicなひとときを楽しんでまいりました。