企業・組織再生現場からの独り言

仕事の中で、覚えていったこと。感じたことなどなどを記していきます。我以外皆我師也。あと、読んでいる本を簡単に紹介。

対策が必要だと思いませんか? 事故について

2004年09月23日 | 過去の不満たらたら記事
こういう事故って、いったいどれくらい起きているのだろうか?不注意がもたらした交通事故である。逮捕すればいい、賠償さえすればいいという問題ではない。その件については、前も載せたことがあるが、どうしてブレーキをしっかりかけないで降車することがありえたのか?ということだ。以前も、無人の車が突っ込んだ、ということは、その場所に、なんらかの錯誤をおこすような問題があるのかもしれない。傾斜角13度というと、30%(100メートル進むと30メートル下がる)くらいになるのかな?普通に考えると、そこでしっかりサイドブレーキを引かないわけがない。
ブレーキを引き足りなかったというのは事実かもしれないが、軽く引いただけでは足りないような傾斜なのではないか?もしくは、よほど強力にひかないと、車両が止まらないのではないか?なんて感じる。ひょっとしたら、その傾斜が、それほどまでにキツくないようにみえるような環境なのかもしれない。たとえば、道路わきの壁が一色で、傾斜が感じにくいとか。
このような前例がある事故は、先日起きた、海から船が突っ込んできた、という類いの事故とは違い、対策のしようがあったはずだと思う。クリーニング店を攻めるわけではないが、突っ込まれて困るのは自分だから、なにか打つ手はあったはずだ。自らの財産保持のためもあり、また、今回のような事故を起こさないためにも。
さて、最後になったが、犠牲になった会社員の方のご冥福をお祈りします。


 二十二日午前七時半ごろ、神戸市垂水区美山台二の市道沿いの歩道に無人で停車していた廃棄物処理業「山陽」(同市西区平野町堅田)のごみ収集車(二トン)が突然動き出し、西側の交差点に進入。歩いて横断していた同市垂水区の会社員女性(36)がはねられた。女性は全身を強く打ち約一時間後に死亡した。垂水署は業務上過失傷害の現行犯で、車を停車させた同市西区の容疑者(41)を逮捕。容疑を同致死に切り替えた。調べでは、同容疑者は別の男性社員とごみの収集中で、事故の直前に歩道上に車を止め、二人で車を降りて作業を始めるところだったという。現場は急な下りこう配で、約八メートル動いた後、女性をはねたという。同署は同容疑者がしっかりブレーキをかけずに降車したとみている。この坂の傾斜は約一三度。そばのクリーニング店によると、十年ほど前、坂の上に止まっていた無人の車が走り出し、同店に突っ込む事故が二件相次いだという。近くの居酒屋で仕込みをしていた店長(58)は「大きな音がしたので、びっくりして外に出てみると道路沿いの植え込みにごみ収集車が車体の半分以上突っ込んでいた」と現場の様子を話していた。
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