企業・組織再生現場からの独り言

仕事の中で、覚えていったこと。感じたことなどなどを記していきます。我以外皆我師也。あと、読んでいる本を簡単に紹介。

地域間の移動について

2004年09月20日 | 過去の不満たらたら記事
一般的に、同じ地方というのは、近いものだと思われていそうだ。それは、正しくもあり間違いでもあるといえる。地元のことで恐縮だが、四国内の移動はかなり不便だった。だったと書いたのは、高速道路網ができるまでの話だ。
例えば、松山~高松の場合、特急と高速バスがどちらも2時間半程度。値段は特急だと6000円。バスだと4000円。この距離は、東京から松本へ行く距離に等しい。
では、松山~高知はどうか。高速バスだと2時間半。鉄道だと特急でも4時間程度かかってしまう。笑える話だが、伊丹経由で高知へ行っても4時間程度(乗り換え時間含めて)である。なお特急の場合10000円弱。乗車賃だけで5000円を超える。高速バスだと3500円だ。
今でこそ、高速バスで比較的移動しやすくなった四国内だが、その距離の遠さはわかってもらえるだろう。四国内の交流といっても、それぞれ距離があり、かなり難しいことが分かると思う。昔、大前研一が道州制と言っていたが、交流するだけのインフラがなければなかなか厳しいと思う。では、どうするのか。確かに地域での拠点とそこからのネットワークは必要だと思う。東京一極集中はきついからねぇ。もう一つの軸が大阪なんだろうなぁ。
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