企業・組織再生現場からの独り言

仕事の中で、覚えていったこと。感じたことなどなどを記していきます。我以外皆我師也。あと、読んでいる本を簡単に紹介。

成長の機会

2009年03月25日 | 趣味関係(食IT音楽を含む)
人間的に成長したい、ということを最近強く意識するようになりました。それは、未熟さを強く感じることの裏返しなんだと思っています。成長ってなんだろう?それは人と触れ合った回数でも、善行を重ねた数でも、本を読んだ数でも、お金を稼いだ額でもない、もっと異なる尺度だと思います。
なんとなく、こういう方向性の人生を送っていきたい、その向かう方向へ進んだ道のりのこと、と考えだしています。生きる意味、価値観が多様化した社会と言われますが、太古の昔から多様化していたはずで、だから戦争もたくさん起きてきたんでしょうね(価値観といっても、生き残るため、という生命として共通しそうな内容については、それが優先順位が高い時期・・飢饉とか、には同じ価値観の下でも争いは起きるわけですが)。
過去と比べて、じゃぁ現代社会は何が違うか、というと人口が圧倒的に多くなったこと。そして科学の進歩によって見えることが広がったこと、があげられるんではないでしょうか?
異端は昔からいたんだと思います。でも、人口が増えて、異端の裾野が広がった。また、社会や物理についての認識・理解が深まり、見えないことが更に判ってきたことで、より価値観が広がっていっているのだと思います。
そんな、異端の存在が許容される現代だからこそ、成長の方向性ってのも、より多様さが許容されるんでしょうね。
成長の機会って、意識しなければ、なかなかないのかもしれません。よく成功者(その定義も難しいけれど)が言う、本当の勝負所ってのは、人生に何度かしかないって言葉、これもまた正しいのだと思います。
ただ、そうした成功者も、、と思いました。
現状に甘え、妥協して、成長する可能性を意識せず暮らしていく。。すこし否定的な言葉になってしまってますが、逆に言えば、あるがままを受け入れ、無理をせず、自分に求められている範囲でできるだけのことをやる、というのはひとつの価値観として、確かに存在する意味があるな、と思います。
そういうぶれが少ない人がいるからこそ、異端も生まれてくるんだろうから(笑)
そして、思うのは、やっぱり自分は、まだまだ未熟だからこそ、可能性をもっともっと切り開いて頑張っていきたい、ってこと。たまたま、が重なって、安定成長なんていわれた時代が続きましたが、これからは、誰かが経済も、社会も、先を見て動かないと、本当に停滞してしまう。明治維新、高度成長の遺産で食べていけるのは、あと2世代くらいまでじゃないか?(根拠ないけれど、明治維新、大戦、そして輸出大国時代、と、世界市場での競争を眺めなおしてきて、このまま停滞が続くと、鎖国でもしなきゃならなくなるかなぁ、なんて思ったり)
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