企業・組織再生現場からの独り言

仕事の中で、覚えていったこと。感じたことなどなどを記していきます。我以外皆我師也。あと、読んでいる本を簡単に紹介。

道路公団の社宅

2004年10月13日 | 過去の不満たらたら記事
本当に頭にくるはなしだ。渋谷の3LDKが3~5万円?営利企業で、儲かっている会社。もしくは、今は儲かっていなくても、何人かの優秀な人材を抱えて、将来大きく発展していこうとする会社。そういう会社なら、当然だと思う。だが、民営化をするといっている、かなり債務が多い団体で、そういうことが許されるのか?と感じる。
自分が住んでいたアパート、場所は板橋、6畳和室+2畳キッチンで63000円。当時、築20年。こんなもんですね。もう少し、生活が楽になった時には、6畳和室、4.5畳和室、6畳キッチン(フローリング)、当時、築20年以上。これで87000円。後者は、かなり安い部類だろう。だが、道路公団の社宅と比べたら、雲泥の差と言ってよいだろう。
省資産経営、というかROAを上げて、トータルで、ROEを上げていく、という経営が話題になったことがあったが、そもそも道路公団というのは、資産をすごくたくさん持っているところだ。そこが、営利資産でないものを、そんなに沢山持っていてどうするよ?と感じてしまう。
通行料がプール制度になって、他の高速道路をつくるために使われる、という仕組みになっているが、従業員のための、一般的な福利厚生を逸脱した(まぁ、なにが一般か、なにが常識かというのは議論の余地があるだろうが)お金として使われていた、というのは大問題だ。仮に、今ある社宅を売却したとして、損が出た場合、誰が負担するのだろう?それも、税金や通行料から負担されるのではないか?
なんか、こういうのを見ていくと、小さな国家って必要かなぁとも思う。社会保障を充実することは、必要だろうから、単純に小さな国家とは言えないだろうが、一部の、たまたま公務員的な組織に入った人だけが、自分たちの利得のために、公金を運用しているのはおかしいよ。
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