あぽいち

温泉とヨガ、たまに心臓外科医

やはり

2016-01-13 21:11:15 | Weblog
10年ぐらい前に、急性大動脈疾患と気圧・気候の関連を発表したことがあって論文書いたけど落とされた。
季節の変わり目、気圧の変動の時に多いという結論だったかとおもうが、何年たってもそれは感じる。
昨日から暖冬に代わって一気に寒くなりましたが、昨日から本日にかけて胸部破裂、腹部破裂、解離と3連です。
胸部の破裂は手術台で体交したら破裂、そのまま開胸ポンプ、手で押さえながらサッカー回しの全身冷却で何とか手術は終わりましたが、2度の破裂で凝固異常必発!!、あー。

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1 コメント

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疫学手法 (リハセンター院長)
2016-01-27 22:26:38
疫学の解析手法のtime-stratified, case-crossover designを勉強してみて。
Cardiovascular Emergency Hospital Visits and Hourly Changes in Air Pollution. Takashi Yorifuji, Etsuji Suzuki and Saori Kashima. Stroke. 2014;45:1264-1268
でも使われてるよ。
ケースごとに発症直前のピリオド(数時間?)の気圧変化とそれ以外の期間の気圧変化を比べて、発症直前の気圧変化が有意に大きいことを証明すればいい!
おもしろい発表してー!
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