あぽいち

温泉とヨガ、たまに心臓外科医

ヨガ哲学2

2019-01-12 09:12:21 | ヨガ
今日は10人以上で結構な人数です、例によってA子先生の登場するなり、最前列の生徒さんにちょっと近い、もっと後ろ下がってと、いつもの決まり文句が出ました。最初に聞いたときはちょっとビビりましたが、自分の空間を、他人との距離をしっかり持たれているのね。

今日のテーマは、ヨーガを通して個人の価値観を育む、であります。

たびたび話されているが、まず、人間はみんな幸せになりたいという話から。
幸せになりたいなら、幸せとは何かを知る必要がある、求めているのは変わらない幸せ、失うことのない幸せ、変わりゆくものを追い求めることから自由になること。この世界、つまり変わりゆくものの中で幸せを探しているが、この世界には本当の幸せはない。

ほしいものと探している場所が違うことに気が付いていない。
本当の幸せは、外にはない、自分自身、自分自身について知ること。
自分自身はいつでも満ち足りた存在、自由で永遠で無限であることが理解出来たら、この世界で幸せを探すことがなくなる。

すぐには理解できない、知識を受け取るには準備が必要、自分を知る準備、曇っている心を磨いて、自分自身を映す鏡を磨く、心が曇っていると、正しく見ることが出来ない。

世界で起きていることは事実であるが、曇った心では、正しい見方が出来ないために、自分の勝手な思い込みが悪さをしてしまう。
心を磨く方法がヨーガの道である。
ヨーガと名の付くものはすべて心を磨く道である。
ヤマ・ニヤマ

心を込めて行ったことはすべてヨーガである。

こんな感じでまず、話が始まりました。

聖典が示すヨーガは3つあり、最終的なゴールである自由(モークシャ)にたどり着くためには、全てのヨーガの道をたどらなければならないと。
①カルマヨーガ:善い行いと正しい姿勢、心の成長、調和のでっかい心を作る。人、生き物、環境の痛みに気が付いてケアができる心。
善い行いとは、、、5つ、自分の利益を顧みない行い

1、神様へ感謝を伝える行い:私たちにできることは祈ること、ただし自分の事ではなく調和を願う。祈りなんかしても世界はすぐには変わらない、でも自分が変わっていくらしい。

余談であるが、神様って何?、生徒さんの答えは様々、ご先祖様、自然、太陽、 などなど。私も自然とかかな、食べ物を与えてくれて、空気を与えてくれて、温かみを与えてくれて、自分を生かしてくれるものでしょうか。
日本人はね、神様ってなに?って質問されて、バシッと答えられる人は少ない。
欧米ははっきりしてるね、キリストとか。全てはキリストの教えに従って生きていくみたいな。

インドでは神様と言えば、これは決まっているらしく、信じる信じないではなくて、全てが神らしい、今この瞬間を与えてくれているもの、この世にあるすべてのものが神だと。インドでもまつられる形は様々なのだとか、それは人それぞれに好みがあるかららしい。男の神は嫌だとか、女の神は嫌だとかね。だけど、どんな神様も後ろにあるものは一緒とのこと。
この話を聞いて、ちょっとすっきりしたというか、いままで神社やお寺に行ってお参りして、お祈りするけども、いったい誰に向かって手を合わせているのか、いまいちはっきりとはわかっていなかったのね。こういうことは学校では教えてくれないし、この歳まで漠然としていた、子供に聞かれてもちゃんと答えられなかっただろうな。

2、

②ウパーサナヨーガ:心と体のコンディションを整える。心を研ぎ澄ます、ぶれない心を作る。
③ニャーナヨーガ:自己の知識の探求

最新の画像もっと見る

コメントを投稿