先週担当させていただいた、下行大動脈瘤の解離の方が、脊髄障害を合併しました、術後両下肢の動きは確認できたので対麻痺は無いと喜んでいたのですが、いざ離床しようとしたら、左足に力が入らず不全麻痺、また、尿バルーンを抜いてみたら、尿意なく膀胱パンパン、そして、よくよく聞いてみれば排便も感覚無しとのこと。
神経因性膀胱には、とりあえず、ハルナールとウブレチドを処方して経過をみてみることに。
一瞬、車椅子に便尿垂れ流しになってしまうのかと、やや絶望的になりましたが、連日、リハビリを続けたところ、なんとか今日は歩行器でなんとか歩行できるまで、力が戻ってきました。
また、今日は排便感覚も少し戻ってきたようで、なんとかいけるかもしれません。
明日は膀胱訓練を試みてみようと思います。
日曜の夜中にやったAAAの破裂も、なんとか2日目に人工呼吸器を離脱できて、今日から氷片などはじめました。
神経因性膀胱には、とりあえず、ハルナールとウブレチドを処方して経過をみてみることに。
一瞬、車椅子に便尿垂れ流しになってしまうのかと、やや絶望的になりましたが、連日、リハビリを続けたところ、なんとか今日は歩行器でなんとか歩行できるまで、力が戻ってきました。
また、今日は排便感覚も少し戻ってきたようで、なんとかいけるかもしれません。
明日は膀胱訓練を試みてみようと思います。
日曜の夜中にやったAAAの破裂も、なんとか2日目に人工呼吸器を離脱できて、今日から氷片などはじめました。
リハビリ科、頼もしいですね。
膀胱直腸障害も見てくれるんですね、ウロや肛門科に個別にかからなくても、OKですか。
今日は頼りないけど、歩行器無しでも、なんとか歩けるようにまでなりまして、排便感覚も出てきました。
排尿は少しあるような無いような感じですが、全体的には改善してきています。
創部や炎症、腎不全の問題が落ち着いたら、リハビリのあるところにお願いするつもりでアリやす。
2ヶ月がゴールデンタイムなのですね。
ありがとうございます。
頑張ります。
確か頚髄損傷なら入れるけど、胸髄損傷では回復期病棟には入れないので、術後廃用症候群という病名で入ることになるかな。
リハビリ科もちゃんとしたところでは自分たちである程度診ますが、膀胱直腸障害はさすがにどこでもある程度は診てくれると思います。
ちなみに、リハビリ科は頚椎損傷を診ることが多いので、胸髄損傷なら軽症の方だと思います。
だから、強力に回復期病院をあたるべし。
リハビリ180日超えてやっていい疾患と混乱した。
と、勉強不足で言うのもなんですが、混乱するくらい制度は複雑です。
いろいろと、ありがとうございます。
しかし、この地域は田舎という事もあり、都会とは違い、なかなかしっかりした病院というのは少ないです。というか、ほんとの意味での総合病院自体はほとんどありません。
僕達の合併症で困る脳神経、消化器、腎臓、循環器、リハビリが常勤でいるのは、この町では、唯一、市民病院ぐらいでアリやす。あとはみんな個々の専門に毛が生えたようなものです。周囲の市はもっと悲惨です。市民病院に各々専門の常勤の医者なんていません、当然、心臓外科なんていません。だからこそ、ライバルがおらず、うちが存続できるんですが。しかも、この辺のリハビリ科というのは単独では入院患者を持たないところがほとんどで、他科で入院という形を取らねばならず、地域連携というものもしっかりしていないので、循環器の知り合いの先生にお願いして受けてもらい、リハビリをお願いするというような形になりますので、なかなか頼みにくいところもあります。まーしかし、患者のことを思えばそうは言ってられないのですが。
もう少し都会の病院を紹介することもできるのでしょうが、この辺の人は遠くまで行っての医療は望みません。
地方というのは、良くも悪くもこういうものです。
ただ、制度は日本全国共通でありますので、180日ですね、もう、三週間が過ぎてしまおうとしているので、早めにリハビリできるところにお願いしたいと思います。
炎症反応や腎機能も改善してきているので、来週あたりに、まずは患者さんを紹介してくれた隣町の市民病院にお願いしてみようとは思っています。
2ヶ月以内に転院。
患者のためにもがんばって。
いろいろとアドバイスありがとうございます。
また、どしどし下さい。