先日の学会で高梨先生と上田先生の教育講演がおもろかった。
高梨先生はもう、onlayを極めた感じであり、手技は完成したようなことをおっしゃっていましたが、主張されていたことは、onlayはLADのみならず、対角枝や中隔枝の血行再建も行うことで、術後の収縮率が改善すること、endarterectomyは当然だが引っこ抜いてはだめで、末梢側の内膜固定をすること、onlayのheal,toeは8-0で、サイドは距離が長くて糸が緩むので、7-0に変えてダーと、冠動脈の後壁近くを拾うように縫うと。RCAのendarterectomyはことごとくだめであった、それはやはり対角枝や中隔枝がなく、flow demandが少ないためと考えると。onlayにはoff-pumpが適していると、症例によっては、吻合中、末梢の血行維持を考えなくてはいけないと。術前から抗血小板剤を1-2剤内服させ、術後はプロタミンを極力使わず、ヘパリンを持続で使い、末梢が閉塞しても、対角枝や中隔枝が流れている場合は心電図変化が出にくいので必ず翌朝にCAGをやるとのことでした。徹底しているけど、すごいです。
上田先生のうんちくは、時間がないので、またこんど。
高梨先生はもう、onlayを極めた感じであり、手技は完成したようなことをおっしゃっていましたが、主張されていたことは、onlayはLADのみならず、対角枝や中隔枝の血行再建も行うことで、術後の収縮率が改善すること、endarterectomyは当然だが引っこ抜いてはだめで、末梢側の内膜固定をすること、onlayのheal,toeは8-0で、サイドは距離が長くて糸が緩むので、7-0に変えてダーと、冠動脈の後壁近くを拾うように縫うと。RCAのendarterectomyはことごとくだめであった、それはやはり対角枝や中隔枝がなく、flow demandが少ないためと考えると。onlayにはoff-pumpが適していると、症例によっては、吻合中、末梢の血行維持を考えなくてはいけないと。術前から抗血小板剤を1-2剤内服させ、術後はプロタミンを極力使わず、ヘパリンを持続で使い、末梢が閉塞しても、対角枝や中隔枝が流れている場合は心電図変化が出にくいので必ず翌朝にCAGをやるとのことでした。徹底しているけど、すごいです。
上田先生のうんちくは、時間がないので、またこんど。
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