あの青い空のように

限りなく澄んだ青空は、憧れそのものです。

希望の道

2013-03-01 09:34:03 | インポート

新聞の一面に、アンケート調査の結果、被災した岩手・宮城・福島の42市町村の首長の半数が、復旧・復興が完了する時期は6~10年後とみている と書かれていました。さまざまな分野で復興に向けた動きは進められているようですが、まだまだ時と人手は要するようです。特に、福島は原発事故による除染作業と並行して復興を進める必要があり、避難住民が安心して故郷で暮らせるようになるまでにはかなりの年月がかかり、町の存続問題も含めて たくさんの課題を抱えているような印象があります。

関連した他の記事には、石巻にある串カツ屋のご主人の話が取り上げられていました。

「立ち直れていない人が6割、がんばろうという人が4割。その4割の人でも、何をしていいのかわからない状態なんだ。一向に復興が進まず、観光客も増えない。生活はどんどん苦しくなる一方だ。」

被災地で暮らす人々にとっては、まだまだ復興の実感は乏しく、厳しい現実の中で希望をもてないような状況が続いているようです。個人としてできることは限られていますが、被災地や避難先で暮らしている多くの人々の痛みを忘れてはいけないような気がしています。3.11からもうすぐ2年目となるわけですが、被災された方々の喪失感や空洞感は時の経過と共に、さらに大きくなっているのかもしれません。そういった思いによりそっていけるような 心のサポートが求められているような気がします。

県内版には、あの日のことを仙台の小中学生が詩に書き、それにプロが曲をつけて「復興ソング」としてお披露目されるという 記事が 詩とともに掲載されていました。

~ …… あの日のことを心に刻み 前をしっかり見つめながら 歩んでいこう 未来への道を

       ※台原小学校6年 越後瑠璃さんの 詩「希望の道」の結びの一節です

~ …… 復興という光を目指して 前へ前へ仲間と共に 一歩一歩力強く 

       ※南小泉中学校2年 薮内海美さんの 詩「希望への道」の結びの一節です

未来への道を 力強く踏み出し 復興という光に向かって 心を合わせて 共に歩む 

そんな思いを抱いて 被災された方々が 明日への一歩を刻んでいけるよう、私も応援していきたいと思います。

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