国会での証人喚問のやりとりを聴きながら、一番疑問に感じたのは 政治や行政は誰のためにあるのか?
という点です。国家公務員であった佐川氏は、公務を誰のために行っていたのでしょうか。
財務省の理財局長として、国有財産(国民の財産)の管理にあたる職務ですから、国有地の売却等については、
国民のためになる方向で、公正に行われるように努めることこそ、一番大切な職責だったのだと思います。
公文書の改ざんや不当に安い金額で国有地を売却することは、その職責に叶う行為と言えるのでしょうか。
刑事訴追の恐れがあるからと、改ざんや売却について一切答えないという姿勢は、余りにも自らの保身のための
言い訳のようにしか聞こえませんでした。
それでいて、総理や総理夫人、政治家や内閣府からの働きかけは一切なかったと断言する主張に、違和感を感じて
しまいます。
忖度は、目に見えない心の内の思いです。
総理や総理夫人の言動や政治家の求めを、理財局の職員がどう心の内で受け止めたのかは、わかりません。
ただ、改ざん前の文書に総理夫人や政治家の名前が記載され、それが消去されて改ざん文書が作成されたという事実に、
配慮しなければならなかった人々の存在(忖度しなければならない)があったことを感じてしまいます。
官僚も、政治家も、忖度する方向は、国民の目線に立ち、国民の思いや願いに心を向けるという姿勢の下で行政や政治を
国民のために方向付けていくことなのではないでしょうか。
予算案が、参議院で承認されたというニュースがテレビでありました。
政治も行政も、どこまで本気で、国民の側に立って進められていくのでしょうか。
そういった根本のところでの不信が解消されない限り、政治や行政への信頼は生まれないような気がしています。
森友問題を巡る問題を、今回の証人喚問を節目として終わらせようとする動きもあるようですが、そうなったらますます
政治や行政に対する不信が拡大されていくような気がしてなりません。
すべてを闇の中に追いやることで、光は見出せるはずがないと思うのですが……
という点です。国家公務員であった佐川氏は、公務を誰のために行っていたのでしょうか。
財務省の理財局長として、国有財産(国民の財産)の管理にあたる職務ですから、国有地の売却等については、
国民のためになる方向で、公正に行われるように努めることこそ、一番大切な職責だったのだと思います。
公文書の改ざんや不当に安い金額で国有地を売却することは、その職責に叶う行為と言えるのでしょうか。
刑事訴追の恐れがあるからと、改ざんや売却について一切答えないという姿勢は、余りにも自らの保身のための
言い訳のようにしか聞こえませんでした。
それでいて、総理や総理夫人、政治家や内閣府からの働きかけは一切なかったと断言する主張に、違和感を感じて
しまいます。
忖度は、目に見えない心の内の思いです。
総理や総理夫人の言動や政治家の求めを、理財局の職員がどう心の内で受け止めたのかは、わかりません。
ただ、改ざん前の文書に総理夫人や政治家の名前が記載され、それが消去されて改ざん文書が作成されたという事実に、
配慮しなければならなかった人々の存在(忖度しなければならない)があったことを感じてしまいます。
官僚も、政治家も、忖度する方向は、国民の目線に立ち、国民の思いや願いに心を向けるという姿勢の下で行政や政治を
国民のために方向付けていくことなのではないでしょうか。
予算案が、参議院で承認されたというニュースがテレビでありました。
政治も行政も、どこまで本気で、国民の側に立って進められていくのでしょうか。
そういった根本のところでの不信が解消されない限り、政治や行政への信頼は生まれないような気がしています。
森友問題を巡る問題を、今回の証人喚問を節目として終わらせようとする動きもあるようですが、そうなったらますます
政治や行政に対する不信が拡大されていくような気がしてなりません。
すべてを闇の中に追いやることで、光は見出せるはずがないと思うのですが……