あの青い空のように

限りなく澄んだ青空は、憧れそのものです。

行く年に 感謝して

2010-12-31 16:25:34 | インポート

今日が2010年最後の日です。今日の朝も積雪があり,真っ白な世界でのスタートとなりました。明日2011年につながるいい一日でありたいものです。

こういう間にも,刻一刻新しい年に向かって時間は流れていくのですね。

拙い内容のブログでしたが,これまで目を通しおつきあいいただきました皆さんには,心から感謝を申し上げます。ありがとうございました。

2011年も,継続して書き続けていきたいと思います。

惰性に流されることなく,あの青い空のような新たな気持ちで 新たなページに 新たな想い&夢を書いていけたらいいなあと思っています。

去りゆく年には,さようならとは言わずに,これまで無事に1年間過ごすことができたことに感謝しながら『ありがとう!』という言葉をおくり,見送りたいと思います。

願わくば,

老いと腰痛だけは その背中に背負い持っていってほしいと思うのですが……。


雪の朝を迎えながら 

2010-12-28 20:02:06 | インポート

予想を超える積雪に驚いたホワイト・クリスマスでしたが,それ以来降るのが当たり前のように,雪の姿を見ることができるようになりました。

おかげで,雪かきに従事する機会が増え,快い汗をかきながら,体を動かしています。運動不足に最適な機会となりそうです。

朝起きた時に見る雪景色は,やはりいいですね。夜の間に新雪が積もり,新たな景色が目の前に広がります。まるで,白と黒の水墨画の世界に入り込んだような気持ちになります。

木々の枝々に降り積もった雪は,本当に雪の花です。下から見上げると,枝の伸びる方向に沿ってふんわりと純白な雪花が咲き揃い,その枝々が交差する景色は,満開の花を見ているようです。

雪の重みでたわわになった枝をそっと押すと,雪煙を立てて雪が落ち,角度によっては一瞬の間虹の光を見ることができ,「手ぶくろを買いに」の子狐のように,うれしくなります。虹は,雪かきの時に雪を勢いよく捨てる時にも,見ることができます。まるで,水墨画の世界に鮮やかな虹色を一瞬の間だけ彩色したような感じがしました。

畑の作物もすっかり雪の下に埋もれてしまいました。ネギはその姿を見ることができますが,葉物(キャベツ・ハクサイ・ホウレンソウ・小松菜・雪菜等)は,雪の下です。畑のどの辺にどの野菜があったか思い出しながら,妻や娘は収穫しているようです。まるで宝探しのような感じがして,楽しいのでは……などと私は思っているのですが……。

♪雪が降ってきた ほんの少しだけど ♪……♪ 

という感じではなく,この冬はたくさん雪が降りそうです。

新たなページをめくるように,次の日には新雪が積もり新たな一日が始まる。

真っ白な気持ちで,その日の朝の雪景色をながめ,

                 新たな気持ちで新たな一日を過ごしていきたいものです。


親しき友との忘年会,マオ・スマイルを見て

2010-12-27 21:12:48 | インポート

○ 親しき友との忘年会 

 仙台市に勤務していた若かりし頃に同僚だった3人の仲間で忘年会を開きました。

 久しぶりにゆっくりと酒を飲み,積もり積もったものをたくさん語り合いました。

 当時はお互いに20代で年齢的にも近く,帰りには毎晩のように安く飲める居酒屋に立ち寄り,教育論を熱く語り,教育への理想を語り明かした仲間でした。

 三人三様の個性は変わることなく健在で,それぞれの生き方や考え方は異なるものの,求めるものに対する取り組む姿勢や生きる構えは,それぞれ若い頃と少しも変わっていないように感じ,安心しました。

 吉田拓郎の歌『我が良き友よ』ではありませんが,これからも「夢を抱えて旅でもしないか」と誘い合っていきたい良き友との忘年会でした。

 拓郎の歌では,「夢を抱えて旅でもしないか あの頃へ」と過去を訪ねる旅になりそうですが,あの頃へもどるのではなく,これから歩むべき道をお互いに確かめ合うための旅を三人で続けることができたらと思いました。

○ マオ・スマイル を見て 

 フィギュアスケートの全日本選手権で,安藤美姫が優勝し,浅田真央が二位になりました。安藤選手の笑顔以上に印象的だったのは浅田選手のマオ・スマイルです。マオちゃんの存在と活躍を知ってからフィギュアスケートに興味を持つようになった私にとっては,滑り終えた後に見せるあのマオ・スマイルに出会えることが何よりの楽しみでした。ところが今年は思うような演技が出来ず,得意なジャンプでさえ失敗して転ぶという状態が続き,あのマオ・スマイルを見ることができませんでした。

 それが,世界選手権代表切符を手に入れるためにどうしても3位以内の成績が必要とされるこの大会で,見事にカムバックし,準優勝と代表切符を手に入れることができました。この結果もすばらしかったわけですが,何といってもあのマオ・スマイルを再び見ることができ,心からうれしく思いました。笑顔には,少女から大人の女性へと成長した,しっとりとした落ち着きを感じました。内から込み上げてくる喜びがそのままストレートに表れる,かってのきらめく笑顔から,喜びがつつましくしっとりとにじみ出てくる穏やかな笑顔に変わったような印象がしました。

 今回の大会を迎えるまでのこれまでの苦労や努力を通して,思うように表現できない心の面での辛さや苦しさを乗り越えることで,また一皮むけた浅田真央選手になったような気がします。

 東京で開かれる3月の世界選手権にはライバルのキム・ヨナ選手も出場する予定らしいのでその対決が楽しみですが,何より最高のマオ・スマイルを見たいものだと,今からとても待ち遠しく思っています。

 


サンタランドでは…?<想像の話です>

2010-12-23 11:16:03 | インポート

サンタランドは,おくりものの包装や届け先の仕分けなどで,今は大忙しです。

12月24日の夜間だけで,世界中の子どもたちのもとへおくりものを間違いなく届けなくてはいけないので,特に届け先の仕分けが大変です。

サンタランドは,北のはずれの一年中氷が覆う土地にあります。空から見ると,氷だけしか目に入りませんし,地上から見ても大きな氷山がある景色としてしか見えません。サンタランド全体が巨大なドームに包まれ,そのドームに周りから立体映像が照射されているのです。映像は,周りの景色に調和するように自動調整されているので,どこから見ても氷の世界としてしか見えません。

ドームに包まれたサンタランドの中は快適です。普段の服装で過ごすことができ,和・洋・中のレストランがあって,食べる物にも不自由しません。日常の生活用品を扱うスーパーや病院もあります。中で働く人たちには,ホテルのような部屋が一人に一部屋用意されています。人間たちの生活区画と離れたところに,トナカイの住む一画があります。人間と共用する運動場が隣接していて,時々飼育担当者に連れられたトナカイが走りの訓練をしています。

その他,このサンタランドにはたくさんの倉庫がつくられています。おくりものの保管庫のほかに,国の数だけおくりもの配送用の倉庫があります。その倉庫の中にまたその国の地域別の部屋があり,その部屋にはさらに詳細な地区別の棚があります。その棚の上に,今どんどん送り先別に仕分けされたおくりものが,サポートサンタたちの手で積み重ねられています。国の数だけあるそれぞれの倉庫で,サポートサンタたちが吹き出る汗をぬぐいながら,仕分け作業に取り組んでいます。

働いているサポートサンタは,サンタのハート(子どもの笑顔が大好きで,子どもが幸せな時は自分が幸せな時と考えるハート)の持ち主なら,誰でもなれます。このサンタランドには,世界中からサンタにあこがれる人たちが集まり,サポートサンタとして,包装や仕分け作業に取り組んでいます。実際におくりものを届けるサンタクロースの役目は,ベテランのサポートサンタが担当することになっています。

サンタクロースは,一つの国を一人が担当しますので,国の数だけサンタがいます。サンタが乗るソリには,一つの倉庫が小さく袋状にたたまれて積み込まれます。一つ一つのおくりものは,米粒ぐらいの大きさになりますが,袋から取り出される時には元の大きさにもどるようになっています。サンタは,この袋をかついで家々を回ります。クリスマス・イブの夜だけは,サンタがすべての家におくりものを届け終るまで,時間がゆっくりと流れ夜が続くようになっています。

サンタランドをサンタたちが出発する時には,出発式があります。オーロラが輝きその光が照明となります。そして,その光が白い雪の上でプリズムのように七色に反射し,整列したサンタたちの姿を浮かび上がらせます。希望や夢を立体的に表現したような,色と光の中で,サンタと見送るサポートサンタたちは,次のような言葉を言い交わします。

『子どもたちの笑顔が輝き,だれもが幸せな世界でありますように!』

『子どもたちの笑顔が輝き,だれもが幸せな世界でありますように!』

この言葉が魔法の言葉となり,トナカイたちは七色の光に包まれます。そして,サンタの『さあ,子どもたちのもとへ!』という言葉に反応して,トナカイたちが走り始めます。一つのソリを12頭のトナカイが引いて行きます。<1年を締めくくる行事なので,前の年に生まれた1月から12月生まれのトナカイ12頭がソリを引く役目を担当します>

やがてトナカイのはく息が白から金色に変わります。そうすると,トナカイの足がゆっくりと地上から離れ,トナカイとサンタとソリが一体となり,グングン勢いを増し上昇していきます。オーロラの輝く空を背景にして,サンタたちの乗るソリが,それぞれの国を目指して旅立っていきます。  

この続きは,それぞれの国を訪れたサンタたちの活躍に委ねることにします。


今頃 サンタは……?

2010-12-22 14:00:34 | インポート

サンタクロースがおくりものを届けるのは,12月24日の晩ですので,その準備に今は大忙しといったところでしょうか。

その子にあった その子が一番ほしがる おくりものを 何にしたらいいいのか,そのことが世のお父さん・お母さんサンタにとって,一番頭を悩ますことなのではないかと思います。

子どもの喜ぶ笑顔を想像しながら,おくりものの準備をし,24日の晩には子どもたちが寝静まってから,抜き足・差し足・忍び足で子どもの枕元におくりものを届けることで役目は終了。

目覚めた我が子がおくりものを見て発する喜びのひと言やあふれる笑顔が,サンタ役を演じた後のごほうびです。

子どもが幸せな時が,私が幸せな時・・・サンタクロースの哲学をもっていれば,この時期には,誰だってサンタになれますね。

子どもだけではなく大人にも夢を与えてくれる12月のこの時期が,私は小さいころから好きでした。

トナカイが引くソリに乗り,星空をかけめぐるサンタクロースの姿を想像するだけでワクワクした気持ちになりました。幼稚園がミッション系ということもあり,飾られた見事なクリスマス・ツリーを見るだけで,華やかで幸せな気持ちになりました。先生の話を聞きながらキリストの誕生を子ども心にうれしく思いました。そしてイブの夜は,星の光を受けて自分自身もきよめられる,そんなおごそかな気持ちになったのを思い出します。

私自身は,敬虔なキリスト教信者ではありませんが,今でもお正月以上にこのクリスマスの時期を心待ちにしているところがあります。

おくりものは目に見えるものですが,大切なのはそれに込められた思いです。

おくりものを受け取った子どもには,その思いを心の目で見・感じ・受け止め,自分が愛されていることを実感してほしいと思います。

戦火の中にいる子も,飢餓の中にいる子も,病気で苦しんでいる子も,いじめや虐待の中にいる子も,幸せな時を感じることのできるクリスマスであり,その未来が希望あふれる幸せな未来であってほしいと心から願います。

子どもには,いつだって笑顔の輝く未来を おくりものとして 届けたいものですね。サンタである限りは……。