あの青い空のように

限りなく澄んだ青空は、憧れそのものです。

夢多き未来であるために

2014-07-07 21:51:48 | インポート

今日は、7月7日。七夕ではあるものの、あいにくの天候で、織姫星と彦星の観察はできません。でも、雲の向こうで再会の喜びを分かち合っているのかもしれません。1年に一度しか会えない切なさや愛しさをかみしめているのでしょうか。それとも、1年に一度は再会できることの喜びを心から味わっているのでしょうか。

空の上のロマンチックな想像に比べると、地上での出来事は現実的で味気ないものに見えてきてしかたがありません。集団的自衛権の行使や原発の再稼働問題など、戦争という影や核汚染の危険性を感じてしまいます。

日本国民の命や暮らしを守るために というスローガンを安倍首相は力説します。平和憲法が指し示す未来を展望せずに力と力の対決を肯定し、原発事故の教訓から何も学ばず再稼働へと邁進する政治。

ロマンのない政治は、現実の前に淘汰され、現実を越える理想や夢を抱くことは不可能です。現実を直視しすぎることで、本当のところ 日本国民の命や暮らしを守るどころか危険にさらすことになっていくのではないでしょうか。

老いを感じる年齢を感じるからでしょうか、ついつい考えることは、未来のために何を残していけるかという素朴な問いであり、その答えです。

だからこそ思うのです。未来は、人と人とが殺し合うことのない平和な世界であり、核の恐怖におびえることのない世界であってほしいと……。そういった世界が実現できる道をつくってあげることが、今果たすべき自分の役割であり、未来への責任でもあるのだと……。

憂いのない世界の中で、自由にのびのびと想像の世界を広げることができ、夢や希望を 誰もが持つことのできる 未来であってほしいと 心から願います。

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