あの青い空のように

限りなく澄んだ青空は、憧れそのものです。

楽天イーグルスへの期待

2016-11-19 11:06:08 | 日記
来季の新戦力として、西武からFA宣言をした岸投手、ソフトバンクから戦力外通告を受けた細川捕手が
加わることになりました。
岸選手は仙台の出身、細川選手は青森県出身ということで、共に地元東北によせる熱い思いをひとつひとつの
プレーに込めて表現し・活躍してくれることと思います。
かっての岩隈・田中の二大エースのように、則本・岸の二人が頼れる両輪となって活躍してくれれば、優勝の
再現も夢ではありません。
また、細川選手もその豊かな経験を生かし、嶋捕手を中心とした捕手陣の頼れる支え役となってくれることで
しょう。
ドラフトで新加入したメンバーの中にも、昨年度加入した茂木選手と同様に 新人王を狙えるほど大活躍して
くれるホープが登場するかもしれません。
投打がうまくかみあい、若手とベテランの調和した活躍が継続できれば 夢はもう一度叶うかもしれません。

ただ残念なのは、球団創設以来生え抜きとして 12年間活躍してきた牧田選手の引退のニュースです。
「東北楽天で終わりたいと思っていたので、戦力外通告を受けた時点で気持ちはほぼ固まってた。……」
とのことですが、これまでの活躍とチームへの貢献に対し、ファンとして心から感謝したいと思います。
日本一となった2012年の日本シリーズ第7戦での あのホームランが印象的でした。
今後は、球団職員としてのポストが用意され、そこで活躍することになるそうです。

去る者があって 来る者がある。
その繰り返しの中で、新たなメンバーによる新たなチームの歴史が創られていくのでしょう。

来年は どんな歴史が展開されていくのでしょうか。



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詩「奈々子に」の一節から

2016-11-10 09:31:46 | 日記
ボランティア先の広報紙をつくるお手伝いをしているのですが、今回は特集記事として
心が安らぐ「お気に入りの場所」を取り上げることになりました。
これまで取り上げた お薦めの映画・お薦めの本に続く形で、今度は(場所・空間)に
焦点をあててみることにしました。

アンケートに寄せられた 具体的な場所です。

○遠くまで見晴らせる場所 ○自宅外にあるお風呂(サウナ・温泉)
○カフェ・喫茶店 ○実家の自然や景色 ○自然がいっぱいの公園
○自宅近くの 歴史ある後世に残したい景色
○自宅の台所、リビング、風呂
○その時々の迷いや課題を解決してくれそうな 直感で選ぶ場所

場所は異なるものの 共通する思いは 何なのだろう?と考えました。
そこで思い出したのが、吉野弘さんの「奈々子に」という詩の一節です。

~  ひとが
   ひとでなくなるのは
   自分を愛することをやめるときだ。

   自分を愛することをやめるとき
   ひとは
   他人を愛することをやめ
   世界を見失ってしまう

   自分があるとき
   他人があり
   世界がある。  ~   

場所はさまざまであっても共通点はそこが「自分を取り戻すことのできる場所」であり、
そこで過ごす時間が「愛する自分や周りの世界と向き合うことのできる大切なひととき」
である点なのだと感じました。
そして そこは 人とのつながりや社会的関わりの中で、見えない形でストレスとなったり
負担となっていたりするものを,そっと肩から下ろすことのできる場所であり、明日への
新たな力を与えてくれるオアシスなのだと思いました。

そんなお気に入りの場所が身近にいっぱいあったら どんなにいいでしょう。

隠れたお気に入りの場所を 改めて探してみたいものです。

 

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レジリエンスについて

2016-11-08 22:31:24 | 日記
先日、ある研修会で学んだ言葉がレジリエンスでした。
私にとってはとても新鮮で、心に残る言葉となりました。
レジリエンスは、ストレスという言葉とともに、物理学の用語だったそうです。

ストレスは、「外力による歪み」を意味し、レジリエンスはそれに対して「外力による歪みを跳ね返す力」という意味付けがされたようです。
今では、レジリエンスは心理学用語として用いられるようになり、「精神的回復力」「抵抗力」「復元力」「耐久力」などとも訳されているとのこと。
ただ心理学・精神医学の分野では、そのままレジリエンス、またはレジリアンスとして表記して用いることが多いそうです。

レジリエンスという言葉は、私的に解釈すると次のような意味合いの言葉という印象があります。

レジリエンスは、誰もが持っている内在する力。
絶望の淵にあっても 困難な状況にあっても 負けることなく 自らの尊厳を守ろうとする力。
その意味では、訳す言葉としては「復元力」が一番イメージに合うような気がします。

自らを船に例えるなら、生きることは人生という長い航海に出る旅でもあります。
さまざまな苦労や困難が嵐のように押し寄せ、前に進むことを妨げ、沈没させようとすることがあるでしょう。
しかし どんなに激しい揺れにも 襲い掛かる風雨にも 耐えながら バランスを保ち 船は沈むことがありません。
それは その船に 確かなレジリエンスというエンジンが備わってるからです。

外からの力によって生じた歪みを跳ね返す力。
そんなレジリエンスというエンジンを 誰もが持っているのだと思います。

自らの 命を断つ 悲しいニュースに接するたびに 想います。
辛く苦しい時こそ、あなたの内にあるレジリエンスというエンジンを思いっきり作動させてほしいと。

フランクルが語った「どんな人生にもイエス」という意味も、レジリエンスと隣り合わせにいることで理解できるような気がします。

かけがえのない命 かけがえのない人生を 誰もが 大切にし、尊重し合う社会。

そんな社会の到来を 心から願います。

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サケの遡上

2016-11-07 22:35:36 | 日記
今年もサケが故郷の川に戻ってきました。
背びれが白く痛んでいたり、体色が赤味がかっていたり、動きが鈍くなっていたりするサケもいます。
ここにたどり着くまでの さまざまな困難を乗り越えての過酷な旅を想像します。
力尽きて横たわった状態のサケも見かけました。
せめて 産卵を含めての最期のひとときが 穏やかな大団円であることを 祈りたいと思います。



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