あの青い空のように

限りなく澄んだ青空は、憧れそのものです。

サンタクロースの絵本の紹介 その1

2023-11-30 19:58:11 | 日記
明日から12月ですね。今年もあと一か月を残すのみとなりました。
寒さも一段と厳しくなってきますが、ハートだけは温かく保っていきたいものです。

12月と言えばクリスマス。
クリスマスと言えば、私にとっては一番に思い浮かぶのがサンタクロースです。
70を超えたこの歳になっても、サンタのことを考えるとなんだかワクワクしてきます。

1年生の担任をしていた時に、ある女の子が「うちのサンタはね…」と、サンタのことを
あれこれ話してくれた時のことを思い出します。サンタは、その子の家で飼っている犬の
名前でした。でもそれだけ、サンタクロースはその子にとって身近で親しい愛すべき存在
だったのだと思います。
そこで以前のブログでも取り上げましたが、サンタの登場するお勧め絵本をまた一冊ずつ
紹介していきたいと思います。

〇その1
「サンタクロースって ほんとにいるの」
てるおかいつこ 文  ・ すぎうらはんも 絵   科学のとも絵本  福音館

 この絵本は、サンタクロースについて子どもがあれこれ質問し、それに親が答えるという
会話形式の絵本です。そのやりとりがなんとも微笑ましく楽しい会話になっています。
皆さんでしたら、子どもが次のように問いかけたら、なんと答えるでしょうか。

① どうして ぼくのほしいものがわかるの?
② どうして よなかにくるの?
③ サンタは なつのあいだは どうしているの?
④ こないうちもあるのは なぜ?

この答えを考えるだけで、楽しくなってきます。
子どもの心に届く どんな言葉をかけてあげようかと悩んでしまいそうですが…。

  絵本では、次のように答えています。
① 子どものほしがっているものが わかるひとだけが サンタになれるんだよ。
② おれいをいわれるのが はずかしいからだろ。
③ おくりもののじゅんびのあいまに すこしはなつやすみをとるんじゃないかな。
④ びょうきの子のそばで あさまではなしこんでしまって まわりきれなくなったのかなあ。

絵本の結びは、次のような会話になっています。

「ねえ、ほんとうにいるの?」

「いるよ。サンタクロースはね 
こどもをよろこばせるのが なによりのたのしみなのさ。
だって こどもがしあわせなときは みんながしあわせなときだもの。
サンタクロースは ほんとにいるよ。
せかいじゅう いつまでもね。」

戦火の中で暮らす子どもたちは、サンタの夢を見ることができるのでしょうか。
子どもたちが求める何よりのプレゼントは、銃火や空襲におびえることなく、未来を夢み、希望を
持って生きることのできる平和な世界を実現することなのだと思います。
パレスチナとイスラエルとの間に、ウクライナとロシアの間に、子どもたちの願いによりそう真の
サンタクロースが現れることを 心から祈ります。
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元気です!

2023-11-28 12:38:05 | 日記
久し振りの投稿となります。
音信不通が続いておりましたが、元気にやっておりますのでご安心ください。

11月に、仙台で二度ほど教え子たちとの懇親会がありました。
小学校4年の時に担任した子と6年の時に担任した子どもたちです。

懇親会の幹事をしてくれた子が、事前の案内の電話で
「ぼくたちも50歳になりました。」
と語る言葉を耳にし、改めて時の流れを感じました。
担任した当時の私は、34歳。
あれから38年もの時が経過したことになります。
その間に、子どもたちにはいろんな苦労や辛い出来事がたくさんあったのでは
ないかと思いました。
元気な笑顔に再会した時には、こうして一緒に酒を飲み交わしあの頃の思い出を
楽しく語り合う姿に接し、無事に生きてきて会えたことの喜びが しみじみと
込み上げてきたものです。
教師の仕事には、教えることだけではなく ともに生きるという側面もあるので
はないかと思いました。
学校で一緒に過ごした時間だけではなく その後の子どもたちの人生の応援者とし
て、一人一人の幸せと健康を祈りながら 見守っていくという役割が…。

子どもたちからは、たくさんの元気をもらい 少しだけ若返ったような気がします。
三次会までつき合ったので、次の日は肉体的には二日酔い状態でしたが、心はさわ
やかな気分でした。

再会できなかった子どもたちもたくさんいたわけですが、遠い奄美大島や九州といった、
さまざまな地域や職場の中で、元気に活躍しているとのこと。

歳を重ねても、ハートだけはあの頃のように若々しく これからも子どもたちの人生の
応援者として見守っていけたらと思います。

どの子(もう立派な大人ですが)にとっても 未来が幸多いすばらしい日々でありますように!

ウクライナやパレスチナのガザで暮らす子どもたちとっても 未来が 戦火のない平和で
笑顔の絶えない 希望を持って生きることのできる 未来でありますように!
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