あの青い空のように

限りなく澄んだ青空は、憧れそのものです。

我が家に 小学生が

2012-07-31 21:14:45 | インポート

夏休みに入ったからでしょうか、夕方、畑の草取り作業をしていたら、敷地内に小学生が2名やってきました。手に捕虫網と虫籠を持った 3年と5年の男の子たちでした。昨日も、私の母にあいさつをしてから敷地内に入り、虫とりにやってきたとのこと。元気で、虫好きな男の子たちでした。会って話をしてみると、5年の子は、図鑑はもとよりインターネットなども活用して、虫だけではなくさまざまな生物のことを調べているようで、豊富な知識を持っているようです。3年の子は、その子を兄のように慕い(2人は兄弟ではありませんでした)、一緒に虫とりをしながらいろんなことを学んでいるように感じました。

それにしても、なぜ我が家を虫とりの場として考えたのか、不思議です。近所には、神社もあり、広い敷地をもった家がたくさんあるのに、どうしてここなのか……。

いくつか、考えられる理由がありそうです。まずその一つは、我が家は公道に面しているので入りやすい環境にあるということ。二つ目は、敷地内に木や草地があり、虫がいそうな感じがすること。三つ目は、我が家では農薬を使わず消毒などもしないので、虫にとっては最適の環境にあるということ。例えば、キャベツなどの野菜は家で食べる分以外は、アオムシたちの餌となり、成虫のチョウになるまでの最適な住み家になっているということです。そのため、畑の中を飛び交うチョウの姿も、他の畑よりも多く見かけることができるような感じがします。

男の子たちは、そんな理由から あそこにはいろんな虫がいるのでは と 思うようになったのかもしれません。

子どもたちの帰りの挨拶に、また明日 という言葉がありましたので、どうやら明日もやってきそうです。その時に、改めてなぜ我が家の敷地に興味をもったのか、尋ねてみたいと思いました。

今日の収穫は、アブラゼミの幼虫一匹だけのようでした。羽化するために木の枝まで登ってきたのをつかまえたようです。家に持ち帰って、羽化の様子を観察できたらいいだろうなと思いました。前に我が家でも、幼虫を見つけ、家の中のカーテンにしがみついて羽化する様子を観察することができました。

それにしても、子ども時代はいいですね。夢中になって 虫を追いかけていた 小さい頃の自分を思い出しました。思わぬ子どもとの出会いを通して、教師だった頃の自分も思い出しました。

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脱原発の波 

2012-07-31 09:16:15 | インポート

7/29に ろうそくやペンライトを手にした市民が 『脱原発』の思いを込めて 国会議事堂を取り囲むという抗議行動がありました。原発事故を通して 3/29から始まった抗議行動は、毎週金曜日に行われるようになり、今回はさらに大規模な集まりに発展していったようです。市民一人一人が自分の意思で参加し、脱原発の思いを表現するという 行動に、政党や労働組合に依存しない 新しい形の 市民主体の運動が生まれてきたように感じました。

この日は、6月3日に市民講座として開催された『小出裕章さん講演会』の反省会が開かれました。実行委員のメンバーが集まり、講演会に取り組んだ思いや感想、これからのことなどについて、語り合いました。一人一人の発言を聞きながら、改めて市内の放射能汚染の現状や課題、進展しない福島の現状、事故にたいする補償問題等、解決されないさまざまな課題や問題点について考えることができました。また同時に、原発を容認してきた一人の大人として、まだその責任を果たしていないのだということを再確認できたように思います。何ができるかと自問しながら、少しでも原発に依存しない未来の実現を願い、具体的に行動していけたらと思いました。

市民講座については、多くの方から小出さんの話を聞いてとてもよかったという感想をいただきました。原発とどう向き合っていくのか、多くの方が問題意識をもって考えることができたのではないかと思います。今後も さまざまな課題や問題に対して 主体的な学びができるような講演を企画し、第2回・第3回という形で、継続的に取り組んでいきたいと思いました。

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オリンピックを見て思うこと

2012-07-31 08:59:33 | インポート

ロンドンオリンピックが始まり、睡眠不足の方も増えてきたのではないかと思います。ライブで見ようとすれば、ついつい夜更かしをしてしまうということになりがちなのでは……。

開会に先立って行われた 男女のサッカーは見ごたえがあり、男女とも予選を突破する快進撃でした。決勝リーグでの活躍がますます楽しみになりました。

しかし、期待されながらオリンピック独特の重圧の中で実力を発揮できず不本意な成績に終わった選手もいます。柔道の福見選手や水泳の北島選手等、4年に1回のこの日のために準備をし、練習を重ね、不断の努力を続けてきた選手自身が、誰よりも一番悔しい思いでいっぱいなのではないかと思います。

順位やメダルという結果にとらわれずに、改めてここまで頑張り通してきた選手一人一人の努力に対し、心から拍手をおくりたいと思います。結果はプロセス(過程)があって成り立つもの。その意味でも、そこに到るまでに選手一人一人が積み重ね、流してきた汗と努力のことを想いながら、応援していきたいものだと思いました。

メダルを獲得した選手には、これまで積み重ねてきたものがメダルという結果に結びついたのだということを想いながら、その勝利を心から讃えたいと思います。

まだ、オリンピックは始まったばかりです。メダルの数や勝敗にとらわれすぎずに、選手一人一人に 熱くて 温かい 応援ができたらと思っています。

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気になる スポーツ

2012-07-26 09:52:38 | インポート

 昨日は、気になるスポーツの試合が、3つありました。いずれも、サッカーです。

 一つは、なでしこジャパンのカナダとの初戦。真夜中のゲームということで、見たいとは思いましたが、睡魔には勝てずライブで見ることはできませんでした。結果はインターネットで知りました。2:1でなでしこの勝利でした。宮間キャプテンの試合前の言葉が、18人の選手の心をさらに奮い立たせたようです。

 「ここに立てるのは選ばれた18人だけ。大切な思いや大切な人たちがいて、私たちは戦っている。ここからの6試合、お互いのために戦おう。」 ピッチに立てなかった選手たちの思いを汲み取るということ。大切な人たちに支えられて今があるということ。そして、そのことに感謝し、その人たちと共に戦おう。 …… そんな熱いメッセージが伝わってくるような気がしました。後の5試合の戦いぶりが楽しみです。

 二つ目は、ナビスコ杯でのベガルタ仙台の試合でした。ホームでのFC東京戦ということで、勝利を期待していたのですが、相手も調子をあげてきているので2:2の引き分けに終わったようです。次戦はアウエーでの戦いとなりますが、攻守一体となった仙台のもち味を生かしたゲーム展開を期待したいと思います。

 三つ目は、マンチェスターUに加入した香川選手。昨日は、中国で親善試合があり、先発での出場が予想された香川選手のプレー振りが気になっていました。試合は、1:0でマンUが勝利し、貴重な1点は香川選手の右足から生まれたようです。ドイツでの活躍も見てきたのですが、イギリスのプレミアリーグでの活躍振りも見逃せないようです。移籍して間もないので、チームに溶け込み、戦術や組織プレーを理解するにはまだまだ時間が必要とされるかもしれませんが、輝く姿をイギリスでも見たいと思っています。

 野球では、現在3位の楽天や甲子園での仙台育英高校の戦いぶりに注目です。大リーグの松井選手が、戦力外通告を受けたのはとても残念なことですが、新天地のヤンキースでプレーするイチロー選手の活躍は楽しみです。ダルビッシュ投手や黒田投手、青木選手もチームになくてはならない戦力として活躍していますので、大リーグの野球からも目は離せないようです。

 さらには、ロンドンオリンピックも開幕の日を間近に迎えています。日本選手活躍に一喜一憂する日々が続きそうです。これからは熱い夏になりそうですが、選手たちの活躍を元気の糧にしながら暑さに負けずに過ごしていきたいものです。

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楊令伝14 を読んで

2012-07-25 09:42:54 | インポート

  ~  なんのために、戦をするのか。それはもう、梁山泊を守るため、ということではなくなっている。新しく現れてくるものを守る。新しいものを、ただの夢に終わらせない。そのために戦をする。……梁山湖の湖塞に拠って、宋とのいつ終わるとも知れぬ闘いをはじめ、死んでいった梁山泊の先人たちは、みんなそこに光を見ていたのではないのか。おぼろだが、「替天行道」の導く光を。志の導く光を。

 南宋との戦いを前に、同志との軍議の中で語った 頭領:楊令の言葉です。民のための 形ある国をつくることが、「替天行道」の向こうにある 楊令の求める 夢であり、光でもあったのではないかと思います。

 帝のいない 小さな国:梁山泊を 形あるものとしてつくりあげる中で、夢の一つは目に見えるものになりました。日本と中近東を結ぶ広大な交易の道をつくり、経済を活性化し、税を低く抑え、豊かな民の国をつくりました。さらには、梁山泊の外に自由市場を立ち上げ、商人たちの力を借りながら自由経済の波をつくり、その恩恵を受けながら民の暮らしが豊かになるようにしていきました。帝を頂点にいただき、政治的にも経済的にも国が民を統制し支配する形から脱した、これまでにない新しい国のありようを 梁山泊は示そうとしていました。これまでの古い支配を継承しようとする側にとっては、そんな 梁山泊は 危険な存在であり、倒さなければ敵でもあったのです。

 そして、ついに 梁山泊軍は 南宋軍との戦いに臨むことになります。前出の楊令の言葉は その軍議の中で語られた言葉でした。

 志は 持つことではなく 形にすること。新しいものがつくりだされようとする時、それが形になるまで 守り 戦うことが ただの夢に終わらせないことだということ。そして、民のための国、「替天行道」の向こうに見える 光を 一緒に 見届けよう。

 そんな熱いメッセージを 同志たちはそれぞれの思いの中で 深く受けとめ、戦いに臨みます。

 人は誰でも その人なりの夢や理想を抱いていることと思います。それをどう形あるものにし、実現していくかは さまざまだとは思いますが、楊令の言葉は 私にとっては熱く心の内に響く言葉でした。

 夢や理想を形あるものにしようとすることで、それは志というものになるのではないか。改めて自らの志を問い直し、その先にある 光を見つめながら 少しでも前に踏み出すことができるよう 努めたいと思いました。

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