あの青い空のように

限りなく澄んだ青空は、憧れそのものです。

行く年を見送りながら

2014-12-31 23:23:59 | 日記
今という時は
あっという間に過去となり
押しとどめようとしても 先へ先へと流れていく

2014年から2015年へと
新たな年に向かって 時が流れていく今だから思う

悲しみや不幸は
時の彼方へ追いやり
多くの人に 喜びや幸せをもたらす 今であってほしい

新たな年が
一つの不幸の 終わりと
一つの幸せの始まりを 告げる
人々に 限りない幸せをもたらす 時の始まりであってほしい

生きる喜びを
すべての人々が実感し
今という瞬間が
喜びや幸せに満ちた時でありますように


悲しみや苦しみのない 新たな年であることを 心から祈ります。

クロアゲハとの出会い

2014-12-29 16:32:32 | 日記
感動的な出来事がありました。
家の窓の内側に、立派なクロアゲハが羽を休めていたのです。
どうやら 冬の寒さに備えて 室内に移動しておいた 鉢植えのミカンの枝にいた幼虫が、羽化したようなのです。外からの移動の際には、幼虫がいたのは確認できていたのですが、その後 姿が見当たらず、窓の開閉にまぎれてどこかへ行ってしまったものと思っていたのです。ところが 気付かない所でサナギになり、ゆっくりと時間をかけて成虫になったのですね。

寒さのせいでうまく動けず、指を差し出すと飛び立たずに しがみつくように指に乗ってきます。その感触から、命そのものを感じることができました。ミカンの枝に移ると、まるで安心したかのように クロアゲハは羽をたたみじっとしていました。



翌朝見てみると、同じ場所で羽を広げていました。近くのシクラメンの花のみつでも吸って少しでも長く元気でいてくれればいいなあと思いました。



夕方になると、ミカンの枝から窓へと移動していました。日中は、穏やかな陽光が差し込んできたので、少しでも温かく光のある方へ行こうとしたのでしょうか。
窓の外は、雪景色です。雪の白さがお花畑のように見えていたのかもしれません。
  
 3日目の今朝は、昨日と同じように 窓の下に張り付くように止まっていました。そっと羽にふれてみると、ちょっとだけ羽をおりたたむようにしました。少しでも長く元気なままでいてくれるといいのですが……。

 羽を広げた美しい姿に見とれながら 屋内に移動したために成虫になる時期を誤らせてしまったのではないかと、申し訳ない思いも感じています。
せめて クロアゲハとしての一生を通した 最後の完成された美しい姿を 忘れないようにしたいと思っています。

メリー クリスマス!

2014-12-25 21:27:54 | 日記
うっすらと雪が降り積もる 薄化粧のホワイトクリスマスになりました。
夕方には雪も本降りの気配となり、どうやら明日は、白銀の世界に一変しそうです。
サンタもひと仕事を終え、ほっとしていることでしょう。

今年も、青空サンタとしての出番がありました。
サンタの存在を信じている女の子に クリスマスカードを贈る役目です。
ものごころがつく頃から始まったのですが、毎年の大きな楽しみになりました。
その子のお母さんも 小学生だった頃は、サンタを夢見る少女でした。
豊かな想像力には、お母さんと重なり合うものを感じます。
今では 出会った頃のお母さんの年齢を超えるまで成長しました。

目に見える世界と 目には見えない想像の世界。
そのバランスを保ちながら 女の子は 現実の厳しさと向かい合っているようです。
こうして 大人への階段を少しずつ上っていくのでしょう。

現実の世界の重さに耐えなければならない時には、乗り越える翼を 想像の世界が与えてくれることでしょう。
サンタクロースの存在を身近に感じている限り、翼は いつだって消えることなく 背中に在り続けるはずですから。

いつまで出番が続くかわかりませんが、女の子が求め続けるまで 青空サンタの役を演じ続けていきたいと思っています。
小さい頃出会ったお母さんとの それが変わらぬ約束であり、時が経っても消えることのない絆なのではないかと感じるからです。

クリスマスイブに思うこと

2014-12-24 20:36:33 | 日記
今日は、小雨交じりの雪が しっとりと降り続いています。
夜には、本格的な雪となり、明日の朝はホワイトクリスマスになるのかもしれません。

久しぶりに家族全員がそろうイブになりました。東京で働く3番目の娘は、今週末には帰り、年末・年始は介護の仕事に従事することになります。帰省している時間が、新たな力を蓄える日々であってほしいと願っています。

今日は クリスマスイブ。
クリスチャンではありませんが、何か厳かな特別な思いを感じています。

雨が地面にしみいるように 心の内にしみ込んでくる思い
降り積もる雪が すべてを白く覆い尽くすように
心の内側まで 清められ 白く彩られていくような

世界のどこかで 傷つき 悲しむ人の 心の内にも
戦いに疲れた人の 心の内にも
涙にぬれた 子どもの 心の内にも
温かい光が 降り注ぐように 祈りの声が満ち溢れているような

あらゆる汚れを 消し去るように
透き通るような白さで すべてを包み込むように

何事も ここで終わり ここから始まる と 語りかけているような

背負うものは ここに置き
求めるものに向かって 新たな一歩を踏みしめていけるように

祈りに込められた 温かさが
頑ななものを 溶かしていくような

世界中の誰もが 幸せでありますように

そんな願いを抱く イブの夜です

絶品の冬ランチ

2014-12-24 20:24:58 | 日記
 東京で働く三番目の娘が帰省したので、今日は家族そろって松島まで遠出をしてきました。
 目的の第一は、松島四季彩食料理コンテストで 第一位となった 冬ランチの逸品を味わってくることでした。
 目的地は 五大堂や瑞巌寺の近くにある たいかん亭 グリル玉屋。
 シェフは 佐藤純仁氏。

 料理の品書きを紹介しますと、
 ◇サーモン、ホタテ、アスパラガスのテリーヌ 松島トマトのムース
  鯛のカダイフ巻き 赤ピーマンソース
   ※中でも、揚げたての鯛のカダイフ巻きが 絶品でした。カダイフのカリカリした食感と鯛のうまさとが口の中で調和したおいしさを奏でるような    感じがしました。

 ◇松島野菜とアサリのポタージュ
   ※アサリの柔らかさ、野菜の程よい食感が心地よく 味わい深いポタージュでした。

 ◇鯛の香草パン粉焼き、松島カキのステーキ添え 香草ソース
   ※ソースがカキのうまみを最高の形で引きだしているように感じました。

  日高見牛サーロインステーキ 松島椎茸のマリネ添え トリュフ風味のソース
   ※ステーキのおいしさが格別でした。ライス(ひとめぼれ)と交互に食べると、改めて肉と米の相性の良さを実感できました。

 ◇紅爵カボチャのチーズケーキ  
  リンゴのムース
  ショコラムース セルクル仕立て  
  フルーツ(メロン)
   ※かわいいサイズのケーキでしたが、一つ一つが丁寧につくられた完成品という印象がありました。特に、リンゴのムースはあっさりとしたあまみ    の中に、リンゴのすべてが凝集されたようなおいしさでした。

  味はもちろんでしたが、料理の色どりや カラフルなソースが 絵画のように美しく、見ているだけでも楽しい気持ちになりました。
  2500円という料金でしたが、一流のレストランでコース料理を味わうような満足感と幸福感を味わうことができました。
  食に従事する人たちの 心意気と創意・工夫、料理を通して幸せを届けてくれる姿に、心から感謝したいと思いました。

  次回は、是非とも 春ランチを味わいに出かけたいと思います。