先日、知人からチケットを譲り受け、元「ふきのとう」のメンバーであった 細坪基佳さんのコンサートに出かけて来ました。
秋から冬へと移り変わる季節をテーマに、バラード調の曲を中心にした構成でした。
「ふきのとう」時代に知っている曲は「冬が来る前に」ぐらいだったので、ほとんどの曲が初めて耳にするものでしたが、どこか
なつかしく 心地よく心に響きました。
歌声はもちろんのこと、生ギターの音色も、しっとりと心に沁み込んで来るものがありました。
若かりし頃の出来事や思いが、走馬燈のようによみがえってくるような感じもしました。
待望の「冬が来る前に」をアンコール曲として生で聴いた時には、よしだたくろう・南こうせつ・森山良子のコンサートでも感じた
郷愁にも似た なつかしさに満ちた感動を覚えました。
かって耳にした歌を通して、かっての時代にタイムマシンに乗って戻ったような感覚にとらわれるからなのでしょうか。
あの頃の自分を思い出し、同時に 時の経過の中で 失われていったものや取り戻せないものまで 感じてしまうからなのでしょうか。
周りを見渡せば、同世代の方々が観客のほとんどで、皆さんも同じ思いや感慨を味わっていたのかもしれません。
細坪さんの語りは、ユーモアに満ち、共感を覚えることがたくさんありました。
中でも印象的だったのは、安保法案が通った時代状況を憂えてのコメントでした。
「戦争を知らない子供たち」の歌を耳にし、口ずさんだ 我々の世代も、戦争のない時代を生き 「戦争を知らないじじいたち」となった。
しかし、やがて 安保法案に沿って 自分たちの子供や孫が戦地に出かけるようになれば、その子たちが「戦争を知る子供たち」になるかもしれない。
細坪さんは、コンサートの中で ジョン・レノンの「イマジン」から着想した歌をつくったそうで、その歌を熱唱しました。
ラブ(愛)と ピース(平和)こそ 世界のだれもが求め 夢見るものなのだ と。
平和は銃で勝ち取るものではなく、愛によって勝ち取るものなのだと思います。
銃で得られるものは、平和ではなく 憎しみであり、その憎しみが゛終わりのない戦いを生み続けるのではないでしょうか。
戦争を知らない子供たちの時代が、日本はもちろん 世界中でも 永遠に続く時代であってほしいものです。
同時に 今戦争やテロにおびえる子供たちの前に 穏やかで平和な日々が一日も早く訪れることを 強く願い祈りたいと思います。
秋から冬へと移り変わる季節をテーマに、バラード調の曲を中心にした構成でした。
「ふきのとう」時代に知っている曲は「冬が来る前に」ぐらいだったので、ほとんどの曲が初めて耳にするものでしたが、どこか
なつかしく 心地よく心に響きました。
歌声はもちろんのこと、生ギターの音色も、しっとりと心に沁み込んで来るものがありました。
若かりし頃の出来事や思いが、走馬燈のようによみがえってくるような感じもしました。
待望の「冬が来る前に」をアンコール曲として生で聴いた時には、よしだたくろう・南こうせつ・森山良子のコンサートでも感じた
郷愁にも似た なつかしさに満ちた感動を覚えました。
かって耳にした歌を通して、かっての時代にタイムマシンに乗って戻ったような感覚にとらわれるからなのでしょうか。
あの頃の自分を思い出し、同時に 時の経過の中で 失われていったものや取り戻せないものまで 感じてしまうからなのでしょうか。
周りを見渡せば、同世代の方々が観客のほとんどで、皆さんも同じ思いや感慨を味わっていたのかもしれません。
細坪さんの語りは、ユーモアに満ち、共感を覚えることがたくさんありました。
中でも印象的だったのは、安保法案が通った時代状況を憂えてのコメントでした。
「戦争を知らない子供たち」の歌を耳にし、口ずさんだ 我々の世代も、戦争のない時代を生き 「戦争を知らないじじいたち」となった。
しかし、やがて 安保法案に沿って 自分たちの子供や孫が戦地に出かけるようになれば、その子たちが「戦争を知る子供たち」になるかもしれない。
細坪さんは、コンサートの中で ジョン・レノンの「イマジン」から着想した歌をつくったそうで、その歌を熱唱しました。
ラブ(愛)と ピース(平和)こそ 世界のだれもが求め 夢見るものなのだ と。
平和は銃で勝ち取るものではなく、愛によって勝ち取るものなのだと思います。
銃で得られるものは、平和ではなく 憎しみであり、その憎しみが゛終わりのない戦いを生み続けるのではないでしょうか。
戦争を知らない子供たちの時代が、日本はもちろん 世界中でも 永遠に続く時代であってほしいものです。
同時に 今戦争やテロにおびえる子供たちの前に 穏やかで平和な日々が一日も早く訪れることを 強く願い祈りたいと思います。