あの青い空のように

限りなく澄んだ青空は、憧れそのものです。

優勝した徳勝龍の言葉から

2020-01-28 22:29:26 | 日記
大相撲初場所で優勝した徳勝龍(33)が、今後に向けて語った言葉。
『もう33歳じゃなくて、まだ33歳だと思って頑張ります』

サラリーマン川柳に
『還暦は ゴールじゃなくて 通過点』
という句がありましたが、33歳はまだまだ若く、ほんの通過点といった年齢なのかもしれませんが、
相撲界での30代は、20代と比べれば最盛期を過ぎた年齢とも言えそうです。
その中にあって、まだ33歳と言い切るところに、体力・気力はまだまだ衰えていないという熱い思いが
感じられます。
もう……と語ることを否定し、まだ……と語るところに、あきらめずに現状に立ち向かうという強い意志
も感じます。

『もう』という一言を言う前に、『まだ』という一言を いつも かみしめたいものです。
土俵を人生に置き換えるならば、
『まだまだ人生は捨てたものじゃない。やるべきことがいっぱいあるじゃないか。』
徳勝龍の『もう』という言葉の内に、そんな思いを汲み取れるような気がしました。



サラリーマン川柳から

2020-01-26 19:53:48 | 日記
久しぶりのブログとなります。
長期の休暇となりましたが、元気に過ごしておりますので、ご安心ください。

先日、サラリーマン川柳の応募作100点が公表されました。
一般投票により、そのうちの10点が優秀作品に選ばれるとのことですが、私の選んだ作品を
10点、感想も混じえ 紹介したいと思います。

〇令和婚 逃して目指すは 五輪婚  
 ⇒ 五輪婚が叶うといいですね。
   記念の年に、新たな二人の人生の旅立ちとなるよう 心から応援したいと思います。

〇食事摂る? 今の時代は 写真撮る?
⇒ インスタ映えする料理の写真に、目には見えないおいしさや 作り手の料理に込めた
   思いまで 映し出されるといいのでしょうが……?

〇二次会を 断るつもりが 誘われず
 ⇒ なんとも言えない悲哀を感じます。誘われない寂しさがより強調されて伝わってきます。
   断りを公言せずにすむよう取り計らってもらったと プラスに考えたいものですね。

〇2%増 なぜか小遣い 2割減
 ⇒ 消費税の負担増が、小遣いにも多大な影響を及ぼしたのですね。
   2%と2割では、2という数字が一緒でも、10倍もその額も痛みも違ってきますから……

〇60年 政権交代 しない妻
 ⇒ 家庭でも 現実の政治でも 政権交代は難しい現状と言えそうですね。
   それでもあきらめることなく、未来の政権交代を夢に見ていたいものです……

〇会議数 減らせないかと 会議する
 ⇒ 矛盾ですね。せめて会議の結論が、具体的な会議のスリム化という対応につながればいい
   のでしょうけれども。減らしたいのは、原発と二酸化炭素と総理の国会答弁の言い訳…?

〇初めての デートにトライ NO再度
 ⇒ ラグビーにかけての川柳ですね。ノーサイドをNO再度と置き換えたところが秀逸ですね。
   新たなデートにトライし、結婚までたどりつけば真のノーサイドに……?

〇パプリカを 食べない我が子が 踊ってる
 ⇒ パプリカの歌も踊りも楽しそうですね。踊り疲れた後の夕食に、体の内にもパプリカを入れ
   てあげよう と言えば、我が子もおいしく食べてくれるのかもしれません……?

〇還暦は ゴールじゃなくて 通過点
 ⇒ まさに同感です。心に残る ある人の言葉に『誰でも初めての人生を生きている』という文言
   がありました。お迎えが来るまで、誰でも何歳になっても今が通過点なのでは……?

〇ワンチーム にわかに課長が 言い始め
 ⇒ ワンチームになって戦ったラグビーでの日本チームの姿が、課長にも印象的だったのでしょうか。
   リーチ主将のように自ら率先して行動する課長ならば、部下も熱いハートでついていくでしょう。

世相を反映した川柳に、いろいろ考えさせられます。
苦難を笑い飛ばすことで、前向きのエネルギーに変えていく。
読みながら、新たな元気をもらったような気がします。