あの青い空のように

限りなく澄んだ青空は、憧れそのものです。

満月は 今日

2015-09-28 20:31:28 | 日記
天声人語を読んで、今日が満月だったことを知りました。
十五夜の月が、満月とは限らないのですね。十六夜の月である今日が満月とのことです。

天候にも恵まれ 満月でもあるスーパームーンをながめることができ、新たな感動を覚えました。

♪ 浴衣の君は すすきのかんざし …♪
吉田拓郎さんの歌を、思わず口ずさんでしまいました。
晩酌をして 心も少し浮かれ気味なのかもしれません。
若かりし頃の思いに浸るのも いいですね。


それでいて 静かな夜に おごそかな月の光が 心の内まで照らして 清められていくような
そんな感覚にも とらわれます。

月が 子どもたちに語りかけます。
さあ、光になって地球を見ておいで と。
子どもたちは、勇んで出かけていきます。

どんな景色を 子どもたちは見てくるのでしょうか。

地球っていいところだね。
人間っていいね。

そんな印象を月の子どもたちが持てるような 地球で あったらいいのですが…。

しばし 月を見上げながら 今日は 地球人の一人として あれこれ考えてみたいと思います。







満月を見ながら

2015-09-27 19:54:52 | 日記
今日は、久しぶりの晴天となり、午前中は読書、午後は除草や草刈に汗を流しました。
この分だと、満月を拝めるかなと思っていましたが、その通りになりました。

娘がだんご(うさぎの顔つき)、妻がすすきを用意し、果物も添えて、月を迎える準備も完了していたようです。

まんまる顔のお月さまのお出ましです。

どんな思いで、地球を見下ろしておられることでしょう。

また、どんな思いで人々は月を見上げていることでしょう。

明日は、月が一番大きく見える スーパームーンとのこと。


月の光が、見上げる人々の心の内まで明るく照らす 希望の光となりますように!

地球上の すべての災いと戦火が 消える 道しるべとなりますように!

すべての 子どもたちの笑顔が 輝くような しあわせな日々でありますように!


おごそかな月の光を感じながら、願わずにはいられません。


闇夜を貫く 一筋の光が 多くの悲しみを癒し 希望の光となることを!


マララさんのメッセージ

2015-09-26 10:01:05 | 日記
9/25付けの朝日新聞の1・10面に、ノーベル平和賞を昨年受賞した マララ・ユスフザイさんのインタビュー記
事が掲載されていました。

「兵器は、常に破壊をもたらします。世界は兵器にお金を費やしすぎています。もし世界の指導者が、軍に費やす総額
のわずか8日分だけでも支出をやめさえすれば、世界中のあらゆる子どもたちを対象にした12年間にわたる教育(初中
等教育)への支出が1年間可能になります。
 私たちは彼らに対して、教育や保健衛生こそが人々にとって重要なのだと思い出させる必要があります。」

「私がオバマ大統領に無人機の問題を提起したのは、無人機がテロリストを殺害できるのは確かですが、テロの思想自
体を殺すことはできないからです。こうした人たちの多くは教育を受けておらず、職がなく、希望もないのです。そし
て彼らは銃を取るのです。子どもたちに銃を取らせたくないのであれば、本を与えなければなりません。」


 兵器は、何を生むものなのでしょうか。
人間を殺戮し、建物や自然を破壊し、愚かな核戦争まで始めれば、人類と地球そのものまで存亡の危機に陥ります。
尊い人命が失われ、悲しみと憎しみの連鎖が、すべての幸せを奪ってしまいます。
先日、経団連の誰かが、日本の武器輸出を奨励し防衛産業に力を入れるべきだと発言したそうです。
人命を奪う道具を売ることで、どんな幸せを手にするのでしょうか。経済優先の論理の中で、人間としての倫理観が失
われていくことにこそ危機感を覚えてしまいます。
モノづくりの究極の目的は、人類の幸福に資するものを創意工夫しつくりあげることにあるのではないでしょうか。
兵器を開発しつくることに、どんな目的があると言えるのでしょうか。
敵から身を守るために、相手の武器を上回る武器を持つことで抑止力を高めるために必要なのだと説くならば、どこか
安保法案をゴリ押しした考え方にも通じていくような気がしてしまいます。

必要悪である軍事費が、子どもたちの教育・人材や産業育成に振り向けられることで、テロの温床や思想を生む環境を
少しずつ変えることが可能なのだと思います。
早急な成果は見られないにしても、時が経過する中で安定した社会生活が営まれるようになり、難民となって祖国を後
にする人々も少なくなっていくことでしょう。
子どもたちは、銃ではなく本を手にすることで、誰もが戦うためにこの世に生まれてきたのではなく、幸せになるため
に生まれてきたのだと気付くことができるようになっていくでしょうから。

そういった状況をつくるためにも、今戦火の絶えない地域で指導者たちが停戦の合意に踏み切り、戦争に終止符を打つ
ことが必要です。
武器を捨てて、平和のテーブルに付く。敵・味方の区分を超えて、国民一人一人の幸せをつくるためにできることを相
談し、実践していく。
こういった動きが加速されるような働きかけや支援を先進国のリーダーたちが決断していけば、世界中から戦火は消え
ていくのではないでしょうか。

「私はもう一度狙われる可能性があるし、十分だからもうやめようと言うべきか、人生で想像できる最悪の時は過ぎた、
と言うべきか、選択を迫られました。私は続ける、と言いました。殺されることについて抱いていた小さな恐怖は、今
や消えてしまったからです。誰も私を止めることはできないと強く信じて、この活動を続けます。」

 イスラム世界にあって女子教育がおろそかにされる現実。子どもたちまでが銃を手に戦う現実。自らも銃弾を浴びた
テロの悲惨さ。貧困と仕事のない中で苦しい生活を強いられる大人社会のあり様。
さまざまな重い現実と過酷な経験を通しながらも、子どもたちが幸せに生きることのできる社会の到来を願う 18才の
切実な思いに、心が打たれます。
 その理想の灯が消えることなく、少しでも現実になるようにと心から願います。 

ラグビーW杯での劇的勝利

2015-09-21 22:52:47 | 日記
今週のスポーツで最大のニュースは、英国で開催されているラグビーW杯で、日本チーム(世界ランク13位)が
2度の優勝経験を誇る南アフリカチーム(世界ランク3位)を破ったことだと思います。

34対32という接戦で、逆転に次ぐ逆転で最後の最後に逆転トライで勝利するという感動的な勝利でした。

インターネットで試合のハイライト動画を見ましたが、観客の涙する姿を通して この勝利がラグビーファンが
長い間待ち続けていた 心からの勝利なのだと実感しました。

世界の強豪相手に、体力や体の大きさに劣る日本チームが、これだけの戦いを展開できるのだという事実を世界
に示すことができた戦いだったのだと思います。

選手の中にも感動で涙ぐむ選手がいたようですが、エディヘッドコーチの指導の下で、ハードな練習を積み重ね
チームが一体となって切磋琢磨してきた努力が、見事実を結んだ結果となったからなのでしょう。

勝利のけん引役として活躍した五郎丸選手が、ツィッターで、日本人選手だけではなく日本チームの一員として
活躍した外国人選手にも目を向けてほしいと書き込んだそうです。

チームが一体となったからこそ強豪に勝てたのだという思いがあり、主役となった全選手一人ひとりが勝利に貢
献する活躍ぶりだったのだ ということを伝えたかったのでしょう。

その言葉と思いに、真に一体となっている日本チームの強さを感じました。

この試合の結果、日本は世界ランク11位にあがり、明日世界ランク12位のスコットランドと対戦します。

南アフリカ戦の勝利が決して偶然ではなく、本物の実力を発揮した結果だったのだということを知ってもらうた
めにも、熱戦を期待したいと思います。

勝敗以上に、その戦い振りが注目される一戦になるのではないかと思います。

チーム一丸となっての日本チームの活躍を心から応援したいと思います。

安保法案の実現を阻止するためにできること

2015-09-20 20:52:28 | 日記
参議院で可決され、安保法案は成立することになりました。
反対の声をあげても、馬の耳に念仏といった状況は変わらなかったようです。

未来の日本はどうあるべきか。
その大きな問いに対する答えは、その立ち位置が変わらない限り、届くことはないのかもしれません。

政党政治である限り、政党によってその立ち位置が異なるのは仕方のないことなのかもしれません。

であれば、自分の立ち位置により近い政党を支持することによってしか、政治の流れは変わらないのでしょう。

次回の選挙は、来夏の参議院選挙だそうです。

そこで、安保法案に反対した政党や議員を選ぶことで、安保法案の実現を阻止する流れをつくっていくことが
ひとつの道です。安倍総理は、時間の経過とともに安保法案は受け入れられていくと考えているようですが、
その驕りが誤りであったことを気付いてもらうためにも、次回の選挙で与党の議席を圧倒的に減らすことが求
められます。

熱しやすく冷めやすい国民でないことを 日本の平和な未来を願う熱い思いのまま選挙結果に示すことができ
たら、安保法案阻止の動きが加速されていくような気がします。

同時に、日本の行方を左右するような重要な案件については、国民投票制度を確立して国民の意思を問う機会
をつくることが必要なのではないかと痛感しています。
多数派の政権与党が強引な手法や強行採決で政治の方向性を決めることに対して歯止めをかける意味でも、重
要な政治決定の際には、国民投票を通して国民の意思を問うといった 政治システムを導入できたらと考えま
す。
政党政治の原点に立つなら、今回の安保法案のような重要案件については、広く国民の信を問うという形で、
解散総選挙に臨むのが筋なのでしょうが、それだけの高い識見を持たない政治家が多数派を占めている現状で
は、選挙の実現は不可能なのかもしれません。であればこそ、新たな政治システムとしての国民投票制度の実
施が求められるのではないかと考えます。

新たな阻止の動きとして、安保法案の違憲性を裁判に問う準備も進められているようです。
司法が政治の判断を問えるかどうかという問題もあるようですが、改めて国の根幹となる憲法に照らして安保
法案が違憲なのかどうか、法治国家としての視点から裁判所の判断を仰ぎたいものです。

安保法案を巡るさまざまな動きの中で、印象に残ったのは学生を中心とした若者たちの動きです。
一人ひとりの判断をもとに、安保法案の意味を問い、自分の意志で反対運動のデモに加わった行動力に、頼も
しさと未来に対する期待を強く感じました。
こんな若者たちが主体となって未来をつくってくれるなら、日本の将来も捨てたものではないなあ…と!