杏子の映画生活

新作映画からTV放送まで、記憶の引き出しへようこそ☆ネタバレ注意。趣旨に合ったTB可、コメント不可。

となりの怪物くん

2019年03月09日 | 映画(DVD・ビデオ・TV)

2018年4月27日公開 105分

行動予測不能な超問題児で“怪物”と呼ばれる春(菅田将暉)と、ガリ勉&冷血の雫(土屋太鳳)は、二人とも恋人はおろか、友達もいない。二人は高校1年生の4月、雫がとなりの席で不登校の春の家に嫌々プリントを届けに行ったことがきっかけで出会う。それ以来、春は雫を勝手に“初めての友達”に認定し、さらに唐突に「シズクが好き」と告白。仕事で家にいない母親に認められるために、幼い頃から勉強だけを信じてきた雫にとって、友達や恋人などはただの邪魔な存在でしかなく、はじめは無関心だったが、やがて春の本当の人柄に触れ、次第に心惹かれていく。そして春と雫の周りには、夏目(池田エライザ)、大島(浜辺美波)、ササヤン(佐野岳)ら、いつしか個性豊かな友達が増えていった。初めての友情、初めての恋愛。そして、春のライバル・ヤマケン(山田裕貴)の登場により、初めての三角関係も巻き起こり、二人の世界が変わっていく。それは春と雫にとって、初めて“みんな”で過ごす時間だった。そんなある日、春の兄・優山(古川雄輝)が春のもとに現れたことがきっかけで、春は絶縁状態だった父親の元へ突如連れ戻されることになり、雫の前からも姿を消してしまう。なぜ、春は“怪物”になったのか?そしてその真実が明らかになったとき、春と雫の恋の行方は −−−?(公式HPより)


ろびこ原作のコミックの実写映画化です。社会人になったヒロイン・雫が当時を振り返るという回想形式で進んでいきます。神戸の絶景デートスポットとして有名な諏訪山展望台のヴィーナスブリッジも登場。西野カナの歌が効果的に挿入されています。彼らの通う高校の制服のビビットなオレンジ色が強烈 こんな制服実際にあったらちょっと異様。 キャラ的には、春が身を寄せていた従兄の三沢満善(速水もこみち)が良いなぁ

春の予測不能で突飛な行動は、アスペルガーじゃないかと 純粋過ぎるが故に周囲に理解されず孤独だった春は、母親の愛情を求める雫の寂しさを感じ取ったのかも 

そもそも、ガリ勉&冷血だったら、春のようなタイプの人間は初めから拒絶しそうなもので、そうしないのは雫の方も本当は友達を求めていたからでしょう。

春の父親(佐野史郎)が政界で権力を持つ人で、春を利用しようとしていたり、兄が春に対して複雑なコンプレックスを抱いていたりと波乱はありますが、まぁ物事は収まるところに収まるってことで・・・ラストは一気にそこに落ち着きますか!!でした 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする