2017年8月4日公開 アメリカ 149分
トランスフォーマーの起源であり「創造主」(クインテッサ)と呼ばれる異星人が、惑星サイバトロンの再生と地球侵略を計画。それを阻止すべく旅立ったオプティマス・プライムだったが、創造主に捕えられて洗脳されてしまい、人類を滅ぼすべく地球に舞い戻ってくる。一方、オプティマスが不在中の地球では、バンブルビーがオートボットの新たなリーダーとなり、復活したメガトロンとディセプティコンに対抗していた。バンブルビーらオートボットと行動をともにするケイド・イェーガー(マーク・ウォールバーグ)は、孤児の少女イザベラ(イザベラ・モナー)を助け、謎の英国紳士バートン(アンソニー・ホプキンス)の導きによってイギリスに向かうが、バートンのもとでオックスフォード大学の教授を務める女性ヴィヴィアン(ローラ・ハドック)と引きあわされる。バートンは、ケイドとヴィヴィアンに、これまで隠されていた真実を明かすが……。
『トランスフォーマー』シリーズ第5弾は、地球に迫る危機に、人類とトランスフォーマーの混成チームが立ち向かう図式です。監督は前作に引き続きマイケル・ベイ。
・・・このシリーズどこまで観たんだっけ
サム(シャイア・ラブーフ)が主人公だったのは三作目までよね?ストーリーが頭に残ってないぞそもそもディセプティコン対オートポッドだった筈がいつのまにか人類対トランスフォーマーになってるしおさらいしないとついていけない感がありました。
いきなりアーサー王(リアム・ギャリガン)やマーリン(スタンリー・トゥッチ)が出てきて「あれ?作品間違えちゃった?」と思ったら、トランスフォーマーとの因縁が出てきて「あ、確かにトランスフォーマーだ!」と一安心。授けられた杖により勝利を収めたあと、『ウィトウィック騎士団』が結成されて代々トランスフォーマーの秘密を守ってきたということですね。
今作ではクインテッサに洗脳されちゃったオプティマスが敵として立ちはだかり、バンブルビーと戦うのですが、ケイドとの絆が彼の目を醒まします。(このあたりの展開はベタ過ぎな気がするし、そもそもオプティマスったら簡単に洗脳されてるし~~)
対トランスフォーマー部隊「TRF」の指揮官のサントス(サンティアゴ・カブレラ)の指揮下にいるレノックス(ジョシュ・デュアメル)は以前は共に戦った仲の筈ですが、前半では敵対していて、でも対クインテッサ戦では一転協力関係になっちゃうとか、そもそもトランスフォーマーの中の相関図が頭にないので混乱してしまいました。
ちょっと和み系だったのが、ケイドの協力者で騙されてスクラップ場の副社長になってるジミー(ジェロッド・カーマイケル)や、バートン伯爵の召使のオートボッドのコグマン(ジム・カーター)のおとぼけキャラです。特にコグマンはSWのC3POを意識したキャラのようにみえました。
伯爵はウィトウィック騎士団の最後の生き残りという設定で、タリスマンを託されたケイドとマーリンの直系の子孫であるヴィヴィアンを引き合わせ、彼らを最終決戦の地ストーンヘンジへと導く役割を担っていました。(彼の最期については武器ももたずに戦火に飛び込んであっさりやられちゃったな感がぬぐえなかったのが残念)彼に情報をもたらすのは、トランスフォーマーの存在を調査していた「セクター7」の元捜査官のシモンズ(ジョン・タトゥーロ)。ちょい役ですが強烈な個性を醸し出していました。
クインテッサとの戦いは普通に考えたら人間がかなうはずない気がしますが、そこは魔法の杖とタリスマン(剣に変形)の力とそれを使う能力のある者(ケイドとヴィヴィアン)が鍵を握っているというわけです。そこに正気に戻ったオプティマスが手助けする構図
これにてようやく一件落着かと思ったら・・・まだ続くんですか?