アンの絵本日記&g

大人にも楽しめる絵本の紹介と
稲垣吾郎さんについて(時々)語ります。

週刊文春WOMAN

2024-03-22 16:18:50 | 稲垣吾郎
同じ出版社とは思えないほど、この文春は中身が濃い。
特に、内田也哉子さんのエッセイが好きだ。

そして今回の『談話室稲垣』では
直木賞作家 河﨑秋子氏(北海道よりリモート出演)
芥川賞作家 九段理江氏
の三人での対談。
こういう光景も何か新鮮!
そして直木賞はもう一方いらして、その万城目学氏は前々回登場で、その時の課題図書が受賞作となり嬉しかった・・・と吾郎さん。
そう!万城目学さんの「鴨川ホルモー」を、あの後読んだのだ。
(百万遍さんの手作り市などで)よく行く場所が描かれていて、とても親しみを感じた一冊になった(^^)
また対談して欲しいなぁ~

で、気になったひと言。
>僕が若い時にやり損ねた「罪と罰」のラスコーリニコフも、いつかAIの僕がやってくれるかもしれません。
いや、、、
AIの話じゃなく、、
やり損ねた「罪と罰」~~~!?
もひとつ河﨑氏の『ともぐい』の登場人物について
>町一番のお金持ちで熊爪の良き理解者でもある良輔。
>後半で良輔が落ちぶれていく感じは、不気味でしたし、僕にお話がいただけそうな役だなと思ったりもして。
えっ!?
誰かにプッシュしてるの!?映画化とか💧
(ちなみに、この良輔さんは不人気らしい)

さて
今回も楽しく読ませてもらった文春WOMANだけど
爆問の太田光さんの記事だけは不愉快だったかな。
太田さんのことが好きだっただけにガッカリした。
ちょっとね、、、
笑いの元とかグループ(いや派閥なの!?)
みたいなのが違うのはわかるけど、論点がズレてる。
万博の件についてもだ。
太田さん、自身の不正入学記事の時にはすごい戦ってたのに
何だろう😞このトーンは・・・。

今日の絵本

2024-03-21 09:58:46 | 絵本
「ケチャップマン」(2分半)
鈴木のりたけ:作
ブロンズ新社:発行
2015.11初版第1刷(980円)

笑えるホラー!?
お店でよく見かけるあの容器に入ったケチャップ。
そこに手足が生えて、よく見るあの店(?)でバイトする。
マヨネーズと同じでケチャップにもハマっている人は多いはず。
読んだら、まず・・・
オムライスが食べたくなった私って変???

今日の絵本

2024-03-20 16:59:53 | 絵本
「ガウディさんとドラゴンの街」(10分半)
パウ・エストラダ:作
宇野和美:訳
教育評論社:発行
2023.12初版第1刷(1980円)

カサ・ミラ
サグラダ・ファミリア
カサ・バッリョ・・・。
ドラゴンの街、バルセロナには建築家ガウディさんがつくった独創的な建物がたくさんある。
ガウディさんと絵本で巡るグエル公園、ガウディ邸・・・。
最後には、ガウディさんと、その支援者であり友人でもあったグエルさん、ふたりの足跡が語られている。
素晴らしいこと(もの)って、その時にはなかなか評価されない💧
何かそれが悔しいよね。

今日の絵本

2024-03-19 16:54:15 | 絵本
「まるのみへび」(4分)
花田鳩子:文
植垣歩子:絵
大日本図書:発行
2021.4第1刷(1300円)

野原の大きな木の下に住む、大食いのへび。
いつもお腹を空かせていて、何でもかんでも丸呑みします(^^;
歌の指導に出かけるカエル先生や、相撲の試合に行くブタの力士に出会い、次から次へと丸呑みするけど・・・
どうも相性が悪いみたい!?
そして最後は風邪ひきのウサギさんに出会ったから、さあ大変!

今日の絵本

2024-03-18 08:58:27 | 絵本
「わたしたちのえほん」(7分)
南谷佳世:文
大畑いくの:絵
文溪堂:発行
2020.4初版第1刷(1400円)

りくがママに読んで!とお願いした絵本。
実はママも好きだった絵本。
『ラミラとりんごの木』
ミナミナ・カヨポンメム:文
イグノウ オー ハッタン:絵
変な名前…と笑うりく。
パパも同じことを言っていた、、、と話すママ。
そうして絵本の中で、もうひとつの絵本が開かれる。

幸せそうな親子の時間だなぁ~と思った。
それに、金色のりんごは美味しそうだった(^^)

今日の絵本

2024-03-17 10:38:16 | 絵本
「くれよんが おれたとき」(3分半)
かさいまり:作
北村裕花:絵
くもん出版:発行
2015.12初版第1刷(1400円)

校庭で写生大会の日。
仲良しのゆうちゃんは、ニワトリを描いている。
私は花壇の花を描く。
出来上がらないので、家に帰ってふたりで続きを描くことにした。
私のクレヨンは新品で、使うのがもったいないなぁ~とためらった。
そんな時、ゆうちゃんが「白を貸して!」と言った。
「いいよ」とは言ったけど・・・
ぐいぐい描くゆうちゃん。
その時、クレヨンの折れた音がした!

小さな心に生まれたとまどい。
ちょっといじけて、ちょっと意地悪して、、、
と、自分の気持ちを持て余す。
誰でも経験あるのでは!?
そう思って何だか切なくなった(^^;


今日の絵本

2024-03-16 12:47:06 | 絵本
「さよなら ようちえん」(6分半)
さこももみ:作
講談社:発行
2011.2第1刷
2011.3第2刷(1400円)

ななこちゃんの通う、こばと幼稚園のクラスメートを紹介しながら、卒園までの日々を描いたお話。

卒園卒業のシーズンだ。
あちこちで礼装した親子や、若い人たちを見かける。
別れと新しい出会いの季節でもある。
良きスタートができるよう願っている。

今日の絵本

2024-03-15 14:34:24 | 絵本
「パパはたいちょうさん わたしはガイドさん」(4分)
ゴンサロ・モウレ:作
マリア・ヒロン:絵
星野由美:訳
PHP研究所:発行
2024.1第1版第1刷(1700円)

全盲のお父さんと弱視の娘さん、ふたりの素敵な関係。
優しく広がる世界。
他の人が見えていない世界も見える・・・だよね。

作者は、ジャーナリスト・作家。
子どもの権利、平等や環境をテーマにした様々な社会問題、西サハラの人々のための移動図書館などの社会活動を取り上げた作品を手掛けてきた。
(著者紹介文より)

今日の絵本

2024-03-14 10:12:18 | 絵本
「眠り猫」(6分半)
宝井琴調:文
ささめやゆき:絵
福音館書店:発行
2021.4初版第1刷(1210円)

講談絵本。
注釈:『講談』とは、昔の事件や出来事、活躍した人たちの物語を面白く可笑しくお喋りする芸能です。

江戸時代の初め頃に、左甚五郎利勝という世にもまれな彫り物師がおりました・・・と始まる、このお話。
思わずドラマ(水戸黄門)で知ってるよ!と呟いた(^^;
芸術とは、鑑賞する人の目線も大事、そこが結論!?

今日の絵本

2024-03-13 10:08:23 | 絵本
「ひをふくやまと あおいぬま」(11分半)
安藤美紀夫:作
長谷川知子:絵
子どもの未来社:発行
2019.5第1刷(1500円)

いつも怒っている乱暴な山、ピンネシル。
いつも優しい青く澄んだ沼、ピルカトー。
山は沼に結婚を申し込み、断られると火を噴き出します。

一瞬にして奪われる美しい景色。
自然の脅威を感じる。
それでもいつしか戻っていくんだね、、、
優しい気持ちがあれば・・・。