アンの絵本日記&g

大人にも楽しめる絵本の紹介と
稲垣吾郎さんについて(時々)語ります。

今日の絵本

2010-05-05 17:02:00 | 絵本
「こねこのははのひ」(4分半)
やすいすえこ:作
しのざきみつお:絵
教育画劇:発行
2001.4初版(1200円)

日本では祝日ではないけれど、広く受け入れられている、5月の第二日曜日の「母の日」。
さかのぼっていくと、アメリカ・ウエストバージニア州ウエブスターという町に住んでいたアンナ・ジャービスという女性にいきあたります。
彼女は母親の死を悲しみ、死の二年後の命日、5月の日曜日に、母親が好きだった白いカーネーションを教会で信者たちに配ったのです。
この話をデパートの経営者のジョン・ワナメーカーが聞き、翌年の1908年、彼の経済的支援で母の日の礼拝が行われました。そして母の日を決めて毎年祝おうという声が人々の間で広まり、また多くの賛同を得、ついに1914年、ウイルソン大統領によって5月の第二日曜日が国民の祝日として「母の日」と制定され、世界へ広まっていきました。
日本で提唱されたのは大正時代ですが、定着しはじめたのは昭和24年ごろからです。
赤いカーネーションには健康を祈る、白いカーネーションには亡き母の思い出のためという意味がこめられているといわれています。
6月の第三日曜日の父の日は、母の日の運動に誘発され、アメリカで提唱されたものです。
母に、そして父に、あなたはどんな気持ちを贈りますか?
(あとがきより)

絵本の中では子ネコたちが母ネコに何をプレゼントしようかと考えている。
それは・・・カーネーションではないけれど。。


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