アンの絵本日記&g

大人にも楽しめる絵本の紹介と
稲垣吾郎さんについて(時々)語ります。

今日の絵本

2021-10-31 10:15:40 | 絵本
「しまうまのさんぽ」(1分半)
U.G.サトー:作
福音館書店:発行
2005.2(1100円)

<著者略歴より>
U.G.サトーは、無邪気な子ども心を、素直に表現できるアーティストである。
ときおりトリックなども仕掛け、子どもの好奇心をくすぐりながらストーリーを進めていくのも魅力のひとつである。
しかし見終わると、とてもあたたかい気持ちになれるから不思議だ。
サトーの絵本は、外国の人たちからも高く評価されているが、きっと言葉や文字以上に、描いたもので伝える力が、とびぬけて強いからであろう。

しまうま2頭の散歩。
何気ないあのシマシマが状況と気持ちによって変化する。
それがとっても自然で、かつ面白い。

今日の絵本

2021-10-31 10:05:18 | 絵本
「ジェドおじさんはとこやさん」(7分半)
マーガリー・キング・ミッチェル:作
ジェームズ・ランサム:絵
渋谷弘子:訳
汐文社:発行
2014.3初版第1刷(1600円)

作者の祖父がモデルとなった絵本。
『一生懸命努力し、あきらめさえしなければ、どんな夢も実現できる』とよく話されていたらしい。

ジェドおじさんには、いつか必ず自分の店を持つという夢があった。
店にはぴかぴかのいすに、本物のとこやのいすがある。
外には大きなサインポール。
ジェドおじさんはどんな逆風が吹いても、けっして夢をあきらめなかった。
「いつかきっと、サラ・ジーンを自分の店のいすに乗せて、くるくるまわしてやるんだ!」

格差社会の中で、自分の店(床屋)を開店することを夢見て、真面目にコツコツと働いた黒人男性の話。