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アンの絵本日記&g

大人にも楽しめる絵本の紹介と
稲垣吾郎さんについて(時々)語ります。

ひでくんの個展

2013-03-30 22:13:34 | その他
ひでくんの絵


幼稚園から中学校まで、ひでくんは娘の同級生だった。
ひでくんは自閉症だ。

人から面白おかしく扱われたり、密かにいじめられたり、付き添ってきたお母さんの大変さは並大抵のものではなかった。
中学になったら1人で登下校ができるようにと、ひでくんに道を教え、何かあった時にはよろしくと、道中のお店の人たちにも声をかけていた。
そこまでしたのに、ひでくんは結局いじめのため混乱して1人で登校できなくなった。
その時のお母さんの落胆ぶりは、昨日のことのように覚えている。

中学卒業後、進路をどうするか迷った末、お母さんが選んだのは遠くてもひでくんに合った場所だ。
その縁で絵画教室にも巡り会え、良い師にも出会えたようだ。

いつもアクティブに活動されるお母さん。
辛い時も悲しい時も、ヘコたれそうな日々もあっただろうに、元気の素はやはり、ひでくんなのだろう。

ひでくんの絵は、私には理解が難しい。
でもシンプルな美しさがある。
そこに何があるかは見る人のイメージだろう。
優しさと強さと、そして他には?

3回目の個展開催を心待ちにしている。

今日の絵本

2013-03-30 21:51:03 | 絵本
「いつもぶうたれネコ」(7分)
きむらゆういち:作
エム ナマエ:絵
童心社:発行
2009.3第1刷(1300円)

いつも自分の不幸をぶうたれているネコがいました。
ある日、助けたネズミと友だちに・・・

♪くさ~ってたら、もうそこで終わり~!♪だよね(^^;)