アンの絵本日記&g

大人にも楽しめる絵本の紹介と
稲垣吾郎さんについて(時々)語ります。

今日の絵本

2009-04-19 22:17:51 | 絵本
「ひとりじゃないよ」(3分半)
ようふゆか:作・絵
ポプラ社:発行
2002.9第1刷(1100円)

わくわく どきどき。
はじめて まちに でた うさぎさんは
ひとりぐらしを たのしんでいました。
でも・・・だんだん
さみしくなってきたのです。
ともだちって どうして できるんだろう?

<作者あとがき>
「一人では心細いだろうから・・・」そう言って一緒に上京してくれた母。その背中を数日後、空港で見送り、私は本当に一人になったと実感しました。それでも、やりたいことのために、ここまで来たのだから!と、自分なりにやるべきことをやってみたのです。でも思うようにはいかず、もがけばもがくほど自分の存在が小さくなっていくようで、苦しくもなりました。そんな時、遠く離れた両親や、周囲の人々が私を支えてくれたのです。うさぎも友達をつくろうと努力しますが、うまくいかず、ようやく仔犬が声をかけてくれます。そんなふうに、きっとだれにも、どうしてよいかわからなくなった時に見えてくるもの、「だいじょうぶだよ」と言ってくれる存在があるのではないでしょうか?