アンの絵本日記&g

大人にも楽しめる絵本の紹介と
稲垣吾郎さんについて(時々)語ります。

今日の絵本

2008-04-03 20:24:06 | 絵本
「はなさかじい」(5分)
松谷みよ子・西村繁男:作
童心社:発行
2008.2初版(1100円)

「はなさかじい」は、数多い日本昔話の中でも、もっとも人々の心に残っている話でしょう。また広い地域で語られている話です。
子どものいないじいに授けられた子犬を、取り上げ殺してしまう隣のじい。しかし、犬を埋めた所に植えた木はみるみる育ち、臼を作ると大判小判があふれます。隣のじいは怒って臼を燃やしてしまいます。良いじいがその灰をまくと、花が見事に咲きほこる・・・。生命を愛する人に、生命の花が咲く物語です。
(作者のことばより)