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アンの絵本日記&g

大人にも楽しめる絵本の紹介と
稲垣吾郎さんについて(時々)語ります。

アボジ

2007-08-28 22:20:39 | ソ・ドヨン
ソ・ドヨンくんが読んだ本として、ファンクラブのメンバーさんが紹介してくれた本の中の1冊。
前回の「カシコギ」と未読の「菊花の香り」と3冊の紹介があったけど、「菊花の香り」は絶版になっていて、本として入手するのは無理かも知れない。

「アボジ」
キム・ジョンヒョン:作
つかこうへい:日本版監修
田嶋きよ子・岡崎美江子・金恵淑:原訳
双葉社:発行
1998.7第1刷(1700円)

家庭内で居場所をなくした疲れた父親と、元気な教育ママ、という構図は、日本だけの話ではない。父親が一家の家長として大きな存在感を示しているはずの韓国でも、今同じ状況が起こっている。
そんな韓国で、家族愛と父権の復活を縦軸に、加えてガン宣告と安楽死という今日的テーマを横軸に配した小説「アボジ(父)」が爆発的にヒットした。
(発刊当時の原訳者あとがきより)

前回読んだ「カシコギ」も父性愛がテーマだった。韓国では「カシコギブーム」という言葉さえ生まれたほどのヒット作だとか。
いずれにしても結末は悲しい。

春のワルツ 第19話 誘拐疑惑

2007-08-26 00:46:20 | ソ・ドヨン
<あらすじ>
ウニョンの手術費用を工面するため、スホはチェハとなった・・・。そのことを知ったウニョンは、行方をくらませたチェハを探しに青山島へと向かう。やがてウニョンとチェハは思い出の小島でめぐり会い、互いの愛を確認し合った。だが、翌日の新聞にはミョンフンの誘拐説が掲載され、チェハは会見を開くことを余儀なくされる。その頃、ウニョンはイナに説得され、チェハを守るために身を引くことを決意する。ウニョンの決意を聞いたチェハは、自らの運命に嘆き悲しみながら、ついに会見場に姿を現した。

本当に急展開のこの回。理由がわかったらすぐに許せるのか?じゃあ早く理由を話せよ~聞けよ~みたいな・・・苦笑。
青山島での海岸のキスシーン、素晴らしく綺麗です!その前の「あなたの罪は・・・」云々のセリフは余計だけど。。大体他のドラマで使ったシーンやセリフの使い回し・・・っていうのは個人的には???です。
そしてメイキングで“エイリアン”“ニューファッション”とスタッフから声がとんでいた、チェハのあの洋服!さすがにトップモデルもあれは~と思わせておいて、でも何気に着こなせている!?とってもお気に入りのシーンです。
母親の見舞いに行く途中に待ち受けるスホ父・・・本当は否定したくないのに否定するチェハ(スホ)の心情がよく出ていて見るのが辛いシーン。
会見場に現れた黒スーツのチェハ・・・ソ・ドヨンは本当にスーツが似合う俳優さんだと思います。

もう次週で終わりなのね・・・寂しいよ。。
総集編ももう少し欲張って時間を取ってくれればね、、そしてもう少し早い時間にしてくれればね、、NHKさん。

カシコギ

2007-08-25 00:10:38 | ソ・ドヨン
「カシコギ」
趙昌仁(チョ・チャンイン):作
金淳鎬:訳
サンマーク出版:発行
2002.3.20初版 3.25第2刷(1600円)

ソ・ドヨンくんのFCにて“彼が読んだ本”として紹介された本の中の1冊。

カシコギは不思議な魚なんだ。
ママカシコギは産卵後、どこかに逃げてしまう。卵たちがどうなろうと構わないんだよね。パパカシコギが残って卵の世話をする。卵に襲いかかる他の魚たちと、命をかけて戦うんだ。寝食を忘れて熱心に卵を守る。卵は孵化して稚魚たちがぐんぐん大きくなると、子どものカシコギたちはパパカシコギを捨てて、それぞれ自分の道に行ってしまう。子どもたちがみんな去った後、ひとり残されたパパカシコギは岩の間に頭を突っ込んで死んでしまう。

話し半ばでのタウムのセリフだ。

白血病を患ったタウムを父のチョンは献身的に世話する。
2人を捨てた妻を責めることなく・・・。
しかし、最後は妻の手にタウムを渡す事になる。
その理由がまた涙を誘うのだが、理由を隠してタウムを「父親離れ」させるべくチョンが取った態度に鬼気迫る迫力を感じる。
辛くて悲しくてやり切れない物語。
「父性愛」がテーマなのだ。韓国の小説だ・・・と思った。
日本の父親にこんな状況が想定できるか???・

ハングル講座 第21課

2007-08-22 00:15:50 | ソ・ドヨン
この講座を聞いても何が何やら・・・のハングルレベルの私。
ただ「春のワルツ」のシーンの中からセリフを選んでのコーナーが気に入って見ている。
今回は最終回の中からイナのセリフ。本当はとても心優しいイナの本音が出たセリフ。「春のワルツ」も残り2回なのかと思うと寂しい限りだ。

そして今回はおまけで、先日行われた「ユン・ソクホ監督ドラマコンサート」の模様が流れた。もちろんソ・ドヨンくんとイ・ジスさんのピアノの連弾も。トヨンくん、ピアノ・・・上達したね。すごいよ、あなたは本当に!何てプロ根性なんだろう~って感心する。そして真摯なコメント・・・心が伝わる。

私の中で、常に「近いのに遠い存在であった国“韓国”」が一気に近くなったのはあなたのおかげ。。きっとこれから素晴らしい俳優さんとして成長していく事でしょう。

愛の記憶

2007-08-19 00:49:47 | ソ・ドヨン
「春のワルツ」のソ・ドヨンが主演する短編ドラマ。
原作:ソ・ヒョンジュ 脚本:ヨ・ジョンミ 演出:カン・デソン

<Story>
チヌ(ソ・ドヨン)とハヨン(イム・ソンオン)は付き合って1年になるカップル。一見普通のカップルに見えるが、チヌは深刻過ぎる物忘れに悩まされている。カラオケでは同じ曲を何回も歌ったり、以前あったハヨンの親戚のことを忘れて喧嘩したり、ハヨンとの待ち合わせも忘れがち。しかし、その背景にはチヌの消す事のできない過去の心の傷があった。

<特典映像>
ソ・ドヨン インタビュー
韓国版予告編
「一瞬の永遠」(ソ・ドヨン プライベートDVD)プロモーション映像

原題は「健忘症」(?)
韓国ドラマで“私的に”いつも???な部分は、タイトルと服の色。日本でのDVD発売にあたり「愛の記憶」と変えたのには拍手を送りたい。
話の展開は何とも“ある様な無い様な”感じだけど、途中で「シックスセンス」か「アザーズ」か!?というオチにはまいった。えっ、、そうなの!?みたいな(苦笑)
でも「春のワルツ」よりディープなキスシーンには現実味があり、相手役の女優さんもなかなかコミカルで、ともすれば重い話になりがちな部分をサラッと仕上げたのは見る側にとっては気楽だったかも。
ただ・・・この後ってこのまんま?

春のワルツ 第18話 悲しい誕生日

2007-08-19 00:31:56 | ソ・ドヨン
<あらすじ>
フィリップはウニョンを連れて安東を訪れた帰り、再び彼女に愛を告白した。だが、ウニョンは悲痛な思いで「ごめんなさい」と答える。そんな中、1人の新聞記者がチェハの秘密を嗅ぎまわり、チェハがスホだと知ったヤンスンは彼に怒りをぶつけた。窮地に追い込まれたチェハは、酔った勢いでフィリップになぜチェハになったのかを話す。翌日、チェハとイナの結婚を報じた新聞を見て、ウニョンは悲しみに暮れた。そんな彼女を見かねたフィリップは、彼女にチェハがスホになった理由を語り聞かせるのだった。

<韓国版よりカットされた部分>
公式ガイドブックによれば、何故スホがチェハになったのか・・・は、韓国版では4話目から回想シーンが登場していて、引き伸ばした日本版の方はサスペンス色が強くなっているとか。
また安東から帰ったフィリップにチェハが「もうダメだ」と心情を語っているシーンもあるらしい。
ユン・ソクホ監督の美術館での登場シーンも余分だとカットされたが、こちらの方はDVDで観る事ができる。

とにかく、この回はフィリップがキーマンだ。
ウニョンの事は愛している、でも愛しているからこそ幸せになって欲しいと願う。そして何より大切な友・・・これ以上辛い思いをさせたくない、そんなフィリップの切なくやり切れない思いが強く伝わってきた。一気に明かされた感がある“スホがチェハになった経緯”・・・もっと早く言えよ~でも前回言いたかったんだよね!?「聞いて!」と言ったのに「聞きたくない」って言われたんだよね。で、ここまで引っ張ったのか~~~(長い!)

結婚記事の載った新聞を見て壊れるチェハ、ここの部分は迫力あっていいな~。
バーで淡々と事情を語るチェハ、「地獄の底まで行っても・・・」のセリフには泣かされる。
そして「一番辛かったのは・・・」のセリフは思慮深さが表れていると「ハングル講座」で説明があったっけ。チェハの優しさがにじみ出たセリフだと思った。

オー!サラ

2007-08-17 23:54:00 | ソ・ドヨン
2005年 韓国ドラマ
演出:キム・ギュテ 脚本:パク・チスク
キャスト:ソ・ドヨン(ミンス役)「春のワルツ」「海神」
     イ・ミンギ(ドンガン役)「頑張れ!クムスン」「めっちゃ大好き」
     キム・デジン(チョンヒ役)「このろくでなしの愛」
     シンマ(スウク役)「火山高」
     ユ・イニョン(オ・サラ役)「雪の女王」
     アン・ネサン(イルトゥ=高利貸しのボス役)「マラソン」「オアシス」

<ストーリー>
叔父の使いで高利貸しのイルトゥを訪ねたドンガンは、イルトゥの部下のミスにより、1億8千万ウォンを手にする。それを聞いた幼馴染のチョンヒとスウクは、そのままネコババしようと提案する。一方、イルトゥはお金を取り返そうとドンガンを追いかける。そこに偶然、痴話げんか中のミンスとサラが出くわし、ドンガンは瞬時にサラの車にお金を隠す。何も知らないサラはミンスに激怒して車で立ち去り、残されたミンスはドンガンの仲間だと勘違いされて騒動に巻き込まれる。ドンガンたちは、お金を取り戻すべくサラの後を追うが・・・・・。

ソ・ドヨンの役者としての初仕事といってもいいドラマ。
「春のワルツ」に出ていなければ、こうやってDVDで鑑賞する機会もなかっただろう~と思わせてくれるほど、ソ・ドヨン仕様のDVDになっている。
タイトルにヒロインの名前が使われている割には、メインは彼女ではない。そしてソ・ドヨンでもない。だが表は2人のツーショット(笑)これがまた絵になる!イ・ミンギには悪いけれど・・・。(多分ね、この場合は彼が主役かと)
でもキャストを見てたら、みんながその後、色んなドラマや映画で活躍していて、きっとこのドラマがステップになって羽ばたいていったんだね・・・と感じられる。

始まりの部分は「過去」と「現在」を行ったり来たりの映像説明で、何かかえって混乱する感じだった。
普通にいけばいいものを・・・と思うのは、安易な日本ドラマに慣れてきたせい?
とにかく全般通して、ソ・ドヨンが可愛い!1人だけ顔の感じが違う・・と言うか、輝いているよ~。
後ろ向きでパンツを見せる場面や、サラとの威勢のいい痴話げんかのシーンとか、全てが元気で可愛くて言う事なし。「春のワルツ」の彼と比べると、そりゃ役柄のイメージもあるけれど・・・やっぱ大人の役者さんになったなぁ~と思う。

春のワルツ 第17話 許されない愛

2007-08-12 00:38:38 | ソ・ドヨン
<あらすじ>
チェハが「イ・スホ」と名乗るのを聞いたウニョンは、ショックのあまり翌日から出勤せず、チェハからの電話も受け取らない。その頃、チェハとチョンテが会っているのを目撃したミョンフンは、事態を収拾するためにチェハとイナの結婚を急ぎ始める。そんなある日、ウニョンはチェハがいる練習室を訪れて、スホであるあなたを許す事はできないと伝える。ウニョンが真実を知っていた事に驚いたチェハは、涙を流して絶望した。そして彼は、ひょんなことからサンウと酒を飲み交わし、酔っ払ってウニョンの家に運ばれる。

<韓国版からカットされた部分>
公式ガイドブックによれば、「サンウとミジョンがカップル?」「ウニョンは出勤していた」「フィリップが懸命にウニョンを慰める」シーンなどがカットされているとか。
まあ、でも、、ドラマの流れから言えば要らない・・かと。。

それにしても「拒絶」「拒絶」の連続だ。
“私の気持ちがわかった?”と得意げなイナの顔・・・本当に上手いよね、悪役演技。
全20話の中でも一番見たくない回がこの17話。
DVDでも1回見ただけでやめてしまったくらいだ。
「僕の話を聞いてくれ」と叫んだチェハの顔が痛々しい。反対に「この心臓は別の人にときめかせるから」と答えたウニョンが憎たらしい。女性なのにどうしてもウニョンに感情移入できなかったのはこの回のせいかも。
ただラストのシーンには涙する。
うなされるチェハの顔をそっと撫でるウニョン、目が覚めてウニョンを抱き寄せ「愛してる」と囁くチェハ・・・いいじゃない!?ソ・ドヨンのプライベートDVD「一瞬の永遠」の中でも、照れて紹介していたシーンだったしね。

春のワルツ 第16話 異母兄弟

2007-08-05 00:29:03 | ソ・ドヨン
<あらすじ>
スホの存在に翻弄されるウニョンは、海苔巻き屋でチョンテと再会して大きな衝撃を受ける。同じ日、カングからの電話で警察署に向かったチェハは、そこでカングの父がチョンテだと知って愕然とする。そんな中、イナは会議の席でチェハとの結婚を宣言。さらにイナは激昂するチェハにキスし、その場に居合わせたウニョンを傷つけた。やがてウニョンが海苔巻き屋に帰ると、そこにチョンテが現れる。遅れて海苔巻き屋に到着したチェハは、ウニョンに付きまとうチョンテを連れ出し、ついに自分がイ・スホであることを告げた。

ついにこの場面がきた。ここからチェハの苦しみが始まるわけだ。父の存在を無視すれば立場は安泰なのに、どうしてもそれができなかったのが苦しいところよね。どんなに否定しても血のつながりは消せないし、心の底では父親を欲していたのだろうから。とにかくチェハは優しすぎるよ。言わなきゃいけない事は言わないと!黙ってちゃ誤解を生むだけだし・・・って、だからそこが「韓国ドラマ」なんだろうけど。

<韓国版から消された部分>
公式ガイドブックによれば、ウニョンに練習室で「クレメンタイン、好きなの?」と尋ねられている。「もしボクがその人(スホ)ならどうする?」と聞き返すチェハ・・・消して欲しく無かったよ~そのシーン。
他にもイナの友人の新聞記者ヒジンがチェハの父親に接触した部分とか、イナとヒジンの会話をチェハが聞いてしまい、チェハもイナもうろたえまくる場面とか・・・もしかして半分くらいにカット?

さて次週はとことんチェハがウニョンに拒絶される。人が変わったようにウニョンが冷たくなる場面が多々あり、それってどうよ~とも思うのだが、一気に食欲が落ちるほどにチェハに感情移入してしまう回でもある。
ユン・ソクホ監督の「ドラマコンサート」に出演のため、ダニエルたちと来日中だったソ・ドヨンも無事帰国した様子。これからは次のお仕事が待っているのかしら?もうしばらくは来ないのかな?コンサートの模様は後日地上波で放映されるという話だし、「春のワルツ」も9月に2週にわたり総集編が放映される事になった。まだまだ目が離せない。