Rain or Shine~メイおばさんの宝箱

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ラスコーまでの道~先史時代の遺跡を訪ねて

2016-11-05 00:13:21 | 旅行
今年も、などと総括するにはまだちょっと早すぎるのですが
今年もまたよく移動した○○○○○年でした。

○の中に入るのは何かしらと考えるとき
まず浮かんでくるのは「せわしない」
次に来るのが「いそがしい」
そして「おもしろい」「ありがたい」。

3月の私たちは、南西フランスの「サルラ」という
中世の建物が残る古い町に逗留していました。
フォアグラの産地で知られるペリゴール州です。

目的は、ここを拠点に先史時代の洞窟遺跡を巡ることでした。
このあたりには、現代人の祖先とも言われるクロマニヨン人が
およそ2万年前に洞窟の岩壁や天井に描いた動物や人の姿が
今でも世界遺産として保存されているのです。


サルラをとりまくペリゴール地方には
こうした先史時代の洞窟や遺跡が200近くも確認されています。


もちろん夫の趣味です(笑)。
メイおばさんは夫唱婦随で付いていきながらも
もっぱらの関心はこのあたりの食と食文化という次第(笑)。

Grotte De Pair-non-pair
Grotte de Font-de-Gaume

Cotte de Rouffignac
Sites Prehistoriques de la Valee de la Vezere
La Roque Saint-Christophe
Village Troglodytique de la Madeleine

Site Gallo-Romain d Montcaret
Les Eyzies-de-Tayac (Dordogne)
Grottes du Rog de Gazeile
Abri de Cap-Blanc

こんなほとんど聞いたこともなかったような洞窟&遺跡は
観光シーズンに入る前の3月という時節柄
どこも閑散としていて人の気配もなく
入り口に鎖がかけられているような所もありました。



けれども、ひとつだけ観光客で大賑わいの場所がありました。
10.5ユーロ(約1200円)の入場料まで取っています。

それがかの有名な「ラスコーの洞窟」でした。
メイおばさんだって、「ラスコー」と聞けば
すぐに中学の社会科の授業を思い出すぐらいです(笑)。

さて、今日はなぜ突然「ラスコー」かと言えば
なんと11月1日から上野の国立科学博物館で
「世界遺産 ラスコー展~クロマニョン人が残した洞窟壁画~」展が
開催されているというではないですか!!


「約2万年前とされるラスコー洞窟の壁画は約600頭の動物たちが色彩豊かな彩色画や線刻画で描かれている。1940年に発見されたが保全のため閉鎖され、現在は研究者すら入れない。」

なのにどうやって?

長くなりましたので今日は前篇。
続きはまた明日ね。


読んでくださってありがとうございました。
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11月 2日:夏の日の思い出~オールドタウンのクレオール料理
10月31日:まるで生け花のようなサラダ~ピンチモニオ
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