「続きはまた明日」なんて言いながら
ごめんなさい、「明後日」になっちゃって。
「Lascaux (ラスコー)」の話を続けます。
このフランスの南西部、ペリゴール地方にある数ある洞窟の中でも
飛びぬけて知名度の高い「ラスコー」が
つい76年前までは誰にも知られていなかったなんて
信じられます?
しかも発見したのは考古学者でもなければ、歴史家でもなくて
犬の散歩をしていたごく普通の4人の少年。
ラスコーに行けば彼らの写真が見られます。
実は、入場料を払って
専門のガイドの後について
ぞろぞろと入る洞窟は本物の洞窟ではありません。
限りなく本物と同じになるように精密に作られた複製なのです。
初めはちょっとがっかりしましたけれど
そりゃ当たり前ですよね。
1万7千年も前に壁画が描かれた本物の洞窟はまさに世界遺産。
できるだけ劣化を防がなくてはなりませんもの。
それでも1962年までは一般開放をしていたようですが
1963年からは閉鎖をされています。
それが本家本元「ラスコーⅠ」だとすれば
複製されたのは200メートルほど離れた場所に作られた
「ラスコーⅡ」です。
「ラスコーⅡ」の規模をはるかに上回る洞窟原寸大の複製「ラスコーIV」も目下最後の仕上げ中。
今年の6月に完成のはずだったのですが
作業の遅れが「なんとか年内には」となり
いよいよ「12月14日」に決まったようです。
これでまた「ラスコー人気」が高まることでしょう。。
ところで、ちょっと整理をすれば
「Lascaux Ⅰ」は本家本物。
1963年以降は閉鎖されて一般の人は入れなくなりました。
「Lascaux Ⅱ」は同じ敷地内に作られた、誰でも見学できる精巧な複製洞窟。
ただし再現されているのは「Lascaux I」の一部。
英語とフランス語のガイドなしで勝手には入ることはできません。
「Lascaux IV」は12月14日にオープンする予定の
洞窟全体を完全再現した大規模なもの。
洞窟発見からの歴史をたどる展示室や3Dシアターまであるそうな。
ねえ、ここで???と思いません?
どうして「Lascaux Ⅲ」がないのかしらって。
メイおばさん、素朴な疑問を現地でメイおじさんにぶつけてみたら
こんな答えが返ってきました。
「Good question! それはね、Ⅲは世界を回る『Lascaux』だからさ。
たしか日本にも今年の冬に『Lascaux Ⅲ』が行くのじゃなかった?」
というわけで
フランス南西部のラスコー洞窟の壁画を、
最先端の技術を駆使して高精度に再現した「世界遺産 ラスコー展~クロマニョン人が残した洞窟壁画~展」が
現在上野の国立科学博物館で開催されているわけです。
ところで
今メイおばさんがこれを書いているPCのマウスが乗っているのは、
お気に入りのこんなパッドです。
いくら複製とは言え、暗闇の中に突然現れる躍動感あふれる色鮮やかな動物たちに息を飲んだメイおばさん
ふだんはあまり「お土産物」の類は買わないのですが、ついつい衝動買いしてしまったのでした(笑)。
以来7か月、行く先々に持ち運ぶほどの「お気に入りパッド」となりました。
読んでくださってありがとうございました。
どうぞ良い一日をお過ごしくださいね。
ランキングの方もどうぞよろしくお願い致します。 ↓
↓
ライフスタイル ブログランキングへ
海外旅行 ブログランキングへ
―――――――――――――――――――
「メイおばさんの料理帖」はこちらです。
よろしかったらどうぞ覗いてみてくださいね。
11月4日:オレンジポマンダーの季節
11月2日:夏の日の思い出~オールドタウンのクレオール料理
http://blog.goo.ne.jp/mayobasan
ごめんなさい、「明後日」になっちゃって。
「Lascaux (ラスコー)」の話を続けます。
このフランスの南西部、ペリゴール地方にある数ある洞窟の中でも
飛びぬけて知名度の高い「ラスコー」が
つい76年前までは誰にも知られていなかったなんて
信じられます?
しかも発見したのは考古学者でもなければ、歴史家でもなくて
犬の散歩をしていたごく普通の4人の少年。
ラスコーに行けば彼らの写真が見られます。
実は、入場料を払って
専門のガイドの後について
ぞろぞろと入る洞窟は本物の洞窟ではありません。
限りなく本物と同じになるように精密に作られた複製なのです。
初めはちょっとがっかりしましたけれど
そりゃ当たり前ですよね。
1万7千年も前に壁画が描かれた本物の洞窟はまさに世界遺産。
できるだけ劣化を防がなくてはなりませんもの。
それでも1962年までは一般開放をしていたようですが
1963年からは閉鎖をされています。
それが本家本元「ラスコーⅠ」だとすれば
複製されたのは200メートルほど離れた場所に作られた
「ラスコーⅡ」です。
「ラスコーⅡ」の規模をはるかに上回る洞窟原寸大の複製「ラスコーIV」も目下最後の仕上げ中。
今年の6月に完成のはずだったのですが
作業の遅れが「なんとか年内には」となり
いよいよ「12月14日」に決まったようです。
これでまた「ラスコー人気」が高まることでしょう。。
ところで、ちょっと整理をすれば
「Lascaux Ⅰ」は本家本物。
1963年以降は閉鎖されて一般の人は入れなくなりました。
「Lascaux Ⅱ」は同じ敷地内に作られた、誰でも見学できる精巧な複製洞窟。
ただし再現されているのは「Lascaux I」の一部。
英語とフランス語のガイドなしで勝手には入ることはできません。
「Lascaux IV」は12月14日にオープンする予定の
洞窟全体を完全再現した大規模なもの。
洞窟発見からの歴史をたどる展示室や3Dシアターまであるそうな。
ねえ、ここで???と思いません?
どうして「Lascaux Ⅲ」がないのかしらって。
メイおばさん、素朴な疑問を現地でメイおじさんにぶつけてみたら
こんな答えが返ってきました。
「Good question! それはね、Ⅲは世界を回る『Lascaux』だからさ。
たしか日本にも今年の冬に『Lascaux Ⅲ』が行くのじゃなかった?」
というわけで
フランス南西部のラスコー洞窟の壁画を、
最先端の技術を駆使して高精度に再現した「世界遺産 ラスコー展~クロマニョン人が残した洞窟壁画~展」が
現在上野の国立科学博物館で開催されているわけです。
ところで
今メイおばさんがこれを書いているPCのマウスが乗っているのは、
お気に入りのこんなパッドです。
いくら複製とは言え、暗闇の中に突然現れる躍動感あふれる色鮮やかな動物たちに息を飲んだメイおばさん
ふだんはあまり「お土産物」の類は買わないのですが、ついつい衝動買いしてしまったのでした(笑)。
以来7か月、行く先々に持ち運ぶほどの「お気に入りパッド」となりました。
読んでくださってありがとうございました。
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