Rain or Shine~メイおばさんの宝箱

雨が降れば虹が出る、晴れた空には光が躍る。
雨でも晴れでも歩きましょう!
世界のどこかから、あなたへ贈るメッセージ

八島湿原の初夏と満月茶会

2013-07-01 23:51:45 | 日本の旅

茅野市内から
蓼科高原、白樺湖、霧ヶ峰を経て
美ヶ原まで続くビーナスラインは全長76キロ。
その途中に「八島湿原」と呼ばれる湿地帯があります。

八ヶ岳2日目は
ゴルフ組4名と非ゴルフ組5名に分かれました。

ああ、申し遅れました。
総勢9名は、遡ることン十年。
学生時代からの気心知れた仲です。

大学はさまざまですが
縁あって、ええ、かなりの深い縁あって
人生をつかず離れず一緒に歩いてまいりました。
おおかたは男どもですが
たまにメイのような女の子(?)も混じっております(笑)。

若かりし頃は
ちょっとばかり背伸びをして
互いを比べあったりもしていましたが
今となってはそんな必要もからっきしなくなって
まったくもっての自然体
めっぽう心地よく
ますますたいせつな仲間たちとあいなりました。
人生の、豊かな豊かな恵みです。

ゴルフ組を見送った非ゴルフ組は
途中ふらふらと寄り道をしながらも
たいして車も通らないビーナスラインを
走りました。

ゴルフ組のひとりが発したこんな言葉
「八島湿原に行ったら? 絶対おすすめだよ。」
にいざなわれて。

その聞いたこともない湿原は
霧ヶ峰の北西に眠るように広がる静かな地
「一万二千年の時が息づく遥かなる自然の芸術」
と謳われるように
360種類もの植物が自生する日本最南の高層湿原でした。

日曜日だというのに
さして人がいるわけでもなく
静寂の中で
遊歩道を一列になって歩く私たちの耳に届くのは
鶯の鳴き声と一緒に郭公の鳴き声だけ。

風は優しく吹き渡り
野の花ばかりでなく
私たちの心をも揺らします。

いつの間にかひっそりと自然の一部になって
いつの間にかひっそりと呼吸をして
気づけば
いつの間にか風のように優しくなっています。

友が言うように
たしかに「お勧めの場所」でした。
八ヶ岳方面にいらしたら
ぜひぜひ足を延ばしてみてください。

今でしたら
ノアザミ、シロスミレ、ニッコウキスゲ
イブキトラノオ、レンゲツツジ、コバイケイソウ
キバナノヤマオダマキ
などが見られます。

駐車場も無料ですし
入園料もありません。

しかも月に一度
とっても粋なことをやっているんです。
その名も「Full Moon Meeting」

満月の日の夜7時半に出発して
月明かりに照らされる湿原を歩き
途中でお月見をしながらお茶を楽しむという
満月茶会です。

「Full Moon Meeting」は
雪が溶けてから、雪に覆われるまでの
4月から10月までの満月日。
次は7月23日、火曜日です。

お問い合わせ、お申込みは
八島ビジターセンター 0266-52-7000。
メイはどの満月日に参加できるかしらん。



ご訪問をありがとうございました。
どちらでも一つ押してくださるととても嬉しいです。
どうぞ良い一日でありますように!


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