Rain or Shine~メイおばさんの宝箱

雨が降れば虹が出る、晴れた空には光が躍る。
雨でも晴れでも歩きましょう!
世界のどこかから、あなたへ贈るメッセージ

シアトルの街の魅力

2016-01-24 10:52:03 | シアトル

シアトル暮らし3日目の朝を迎えました。
これもまた加齢でしょうか、時差の調整に時間がかかるようになりました。

着いた夜は夜中の2時に目が覚めてしまい
次の夜もまた夜中の3時に目が覚めて
昨夜は「メラトニン」を飲んだのが良かったのか悪かったのか
6時に起きるつもりで目覚ましをかけたのに
4時に目が開いてしまい
起き上がるにはまだ早いとしばらく本を読んでいたら
いつの間にやら眠ってしまい
「メイ、もう10時だよ!そろそろ起きた方がいいよ。」

たぶんこの後にきっと(いつまで寝てるんだ、いいかげんにしなさい!)という言葉が
隠れていたに違いありません(笑)。

天然ボケに加えて、そんな時差ボケメイおばさんですが
それでもやはりこの街が好きです。
朝目が覚めるたびに、外の景色を見て
自分がいる場所を確認し、そう思います。

そんな町について客観的にお伝えするのにちょうどよい新聞の切り抜きがありました。
2014年12月7日の日経新聞「春秋」です。
よくもまあ、そんな古記事、取っていたものですこと!(笑)

▼ある街で小さな企業が大きく育ち、関連産業が生まれ、住民が豊かになっていく。米シアトルがその一例だ。マイクロソフトの創業者が故郷、シアトル近郊に本社を移して30年余り。この間の変化を、米国の経済学者が「『年収』は『住むところ』で決まる」で描いている。

▼移転当時のシアトルは製造業の不振で失業率も高く、人口減と犯罪の多さに悩んでいた。今では高い技術を持つ労働者が増え、同じ学歴同士で比べても他の街より賃金が高い。マイクロソフトの社員が増えただけではない。元社員の起業した会社が近辺に2000社以上ある。投資家が集まり、ますます起業しやすくなる。

▼ネット通販のアマゾン、コーヒーのスターバックスもシアトルのこうした環境から出発し、世界企業になった。非営利団体への寄付も集まりやすく、大学や病院、博物館なども充実しているという。こうした例が各地で増え、いまや「頭脳労働者が集積した街の高卒者の年収は、そうではない街の大卒者より高い」そうだ。

▼衆院選が近づき、街角で候補者が政策を訴えている。補助金、公共事業、大手企業の工場誘致。そうした中央頼みはもう続かないことに有権者も気づいているのではないか。都会で地方暮らしへの関心が高まっている。特に若い世代では、のんびり志向の人よりベンチャー精神の持ち主が目立つ。うまく生かしていきたい。

1年以上も前の記事ですが
う~ん、まだまだ「有効」どころか、ますます説得力があります。

シアトルの町を歩いていて、たとえ天気が悪かろうが心躍るのは
良いことならばしてみればいい
でも何にもしなくたっていいんだよ
君の好きなように、君が楽しいように生きればいいさ
そんな「自由」を空気の中に感じるからではないかと思うことがあります。

昨日も、パイクプレースマーケットで買った花を持って
家までの道を歩いていたら
三人の人に後ろから声をかけられました。

「Beautiful flowers!」

メイおばさんも、ここで暮らしていると
同じように知らない誰かに声をかけます。
そんなフレンドリーな空気もこの町の魅力です。


ところで冒頭のシアトルの街の写真は
こちらに来る時の機内で、全日空の機内誌で見つけたもの。
偶然にも我が家が映っていて、嬉しくなって写真を撮ってしまいましたよ(笑)。


今日も読んでくださってありがとうございました。
どうぞ良い一日をお過ごしくださいね。
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1月23日:望郷のキーライムパイ
1月22日:豆腐スパゲティー
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