Rain or Shine~メイおばさんの宝箱

雨が降れば虹が出る、晴れた空には光が躍る。
雨でも晴れでも歩きましょう!
世界のどこかから、あなたへ贈るメッセージ

日本暮らしの妙~鎌倉「松原庵」

2015-05-23 23:34:09 | レストラン
お仕事の打ち合わせの後
予想外に展開した「鎌倉散歩」でしたが
昨日お話しした高台の「アマルフィ」の後は
たくさん歩いてお腹を空かせ
七里ヶ浜のお蕎麦屋さんに行くことになりました。

江ノ電の由比ヶ浜駅を下りて
えっ?本当にこの道でいいんですか?
と不安になるような閑静な住宅の間を歩いて行くと
突然こんな門構えの家に行き着きます。


これが知る人ぞ知る「松原庵」です。

のれんをくぐれば、庭に置かれたテーブルで
すでに何組もの客人たちが
夕方から夜へと移ろう大人時間を過ごしています。
いい雰囲気です。


鎌倉らしい古い大きな家は
きっとどなたかのお屋敷だったのでしょう。
今は一階も二階も離れもお客様用です。

心地よい風が庭を吹き渡ります。
静かな大人の会話にかぶさるように
離れのバーからちょうどよい音量で流れてくるのは
ガーシュウィンです。

そんなお洒落なお蕎麦屋さんです。
メニューだってとてもお洒落です。

私たちが頼んだのは
冷静トマトの煮浸しと


カツオのカルパッチョ


冥加(みょうが)たっぷりの自家製豆腐


焼いたソラマメ


そしてお蕎麦は
はまぐり蕎麦と


すだちおろしかけ蕎麦


腰のある蕎麦と丁寧に取った出汁の味。

雰囲気といい、メニューといい、お味といい
ちょっと足を延ばしてみるだけの価値のある店です。
日本酒もなかなかのものがそろっています。

けれども、ひとつだけ難があるとしたら
お昼はともかく、夜の食事の後に千鳥足で東京まで帰るのは
ちょっと、、、、、(涙)。
ええ、もちろん帰りましたけれどね(笑)。。


そういえば
去年の夏、八ヶ岳に行く途中に立ち寄った
クラシックにしてモダンな森の中のお蕎麦屋さん「紬山荘(つむぎさんそう)」でも
こんな素敵な「すだち蕎麦」に出会いました。


つなぎの小麦粉を一切使わずに
蕎麦粉だけで作った「十割蕎麦」でした。
ここもまた、とても不便ですが、もう一度行きたいお店です。

これぞ日本暮らしの妙、日本暮らしの喜び!!


読んでくださってありがとうございます。
どうぞ今日も良い日でありますように。
ライフスタイル ブログランキングへ

海外旅行 ブログランキングへ



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。