Rain or Shine~メイおばさんの宝箱

雨が降れば虹が出る、晴れた空には光が躍る。
雨でも晴れでも歩きましょう!
世界のどこかから、あなたへ贈るメッセージ

ムムムの「レストラン シェ オリビエ」@東京

2015-03-18 23:40:34 | レストラン

私たち夫婦宛に
その素敵なご招待メールが届いたのは
2月19日、シアトルでのことでした。

「We are excited to have dinner with you on Friday, 6 March.」

「We」と言うのは親交のある素敵な教授夫妻。
お二方とも世界を飛び回っていらっしゃいますので
なかなかお会いできませんし
4人そろえば共通言語は英語になりますけれど
それでも紛れもなく日本人です。

「The venue of our dinner is a French restaurant, named Chez Oliver, which is located in Kudan, very close to Hosei.」

こうして赴いた先が
九段にあるフレンチレストランの「Chez Oliver」でした。

東京にフランス料理の店は数えきれないぐらいありますし
一流レストランだっていくつもありますけれど
「Chez Oliver」は、なんと表現したらいいのでしょう。
サプライズを通り越して、ムムムと黙ってしまうほどの衝撃でした。

さすが友人夫妻が厳選した店だけのことはあります。
シェフにお任せした料理ひとつひとつが
視覚と嗅覚と味覚の全てで、私たちを桃源郷に誘います。
一品、一品が全て、実にクリエイティブなアートです。

小さな店だけに、作り手と受け手の間に
密接な、得も言われぬキャッチボールが交わされます。

シェフもマダムもフランス人です。
溜息をついている私たちのテーブルにシェフがやってきて
ぽそりと言います。

「ぼくのおばあちゃんのレシピです。」

東海岸であろうと西海岸であろうと
アメリカではなかなか出会えぬレストランです。

気楽には行けずとも
特別な時用に
大事に大事にとっておきたいレストランです。

これほどの料理を前に
饒舌になるなんて野暮の骨頂。
本日はいまだに残る余韻の中。
ごくごく客観的に、この日のシェフのメニューをご紹介いたします。

(すみません、ワタシ、メニューを読むのが大好きなもんですし、日々勉強ですし(笑)、
 全部を理解できるわけではなくとも、まるで詩を読んでいるようにうっとりするものですから
この日もシェフにお断りした上で写真を撮らせていただきました。)

日本語とフランス語が併記されていますけれど
表題以外は日本語のみで。

RESTAURANT CHEZ OLIVIER
Le 6 Mars 2015
グジェール

カボチャのヴルーテ


黒トリュフのマカロン、仏産鴨のフォアグラ、葡萄のムーのシャンティ


温かいロワール産ホワイトアスパラガス、マリーのレシピ


天然金目鯛の蒸し焼き、イカ墨のリゾット、生生姜風味のルッコラのソース


北海道産エゾ鹿フィレ肉のポワレ ポワブラードソース
トリュフ入りじゃが芋のパイ包み焼き、キク芋のピュレ


お好みのデザート
(●赤パプリカ、ラズベリー、苺、ピスタチオ、トマトの甘いデザート
 ●筒状のキャラメリア チョコレート、アプリコット、プラリネ、ミルクとヴァニラのアイスクリーム
 ●モンブラン風デザート、ココナッツの香り、栗のアイスクリーム)


メニューには書かれていませんが
食後にはチーズとカヌレ、コーヒーまたはお紅茶が続きます。


素晴らしく美味しいパンも、もちろん自家製でした。

 
レストラン シェ オリビエ
http://www.chezolivier.co.jp/


読んでくださってありがとうございました。
どうぞ良い一日をお過ごしくださいね。

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