Rain or Shine~メイおばさんの宝箱

雨が降れば虹が出る、晴れた空には光が躍る。
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誰もがマイノリティーの心地よさ@ハワイ

2013-09-15 23:55:00 | ハワイ


ハワイの話をもう少しだけ。

アメリカの大統領と言えば
1789年の初代大統領ワシントンに始まって
現在のオバマさんは44代目。

彼のご両親は
ハワイ大学のロシア語クラスで知り会いました。
その後、紆余屈折の後で
母に連れられインドネシアへ渡った6歳の彼は
10歳でひとりハワイへ戻って
18歳までの思春期を祖父母と共に暮らします。

先日も引き合いに出した7月の「GLOBE」紙では
彼が通っていたプナホウスクールの理事長が
ハワイをこんな言葉で表しています。

「ここには、マジョリティー(多数派)はいない。
誰もがマイノリティー(少数派)なのです。」

マジョリティー文化では、同じ価値観と世界観があり
その中にさえ居れば安心で、居心地も良いことでしょう。
その半面、そこに属さないマイノリティーを
無意識のうちに排斥してしまうことがあるかもしれません。

けれども、マイノリティー文化では
摩擦もあるでしょうが
一人一人が違っていて当たり前
という居心地の良さがあります。
ですから異なるものを排斥する必要もありません。

「互いに尊重しあう風土のなかで、多様な文化を経験する。
そんなハワイでの経験が、私の世界観の一部となり、
そして、なにものにも代えがたい価値観となっている。」

これはオバマ大統領の言葉です。

こんなに年がら年中、あちこちへ移動しながら暮らしていると
よく聞かれます。

「メイさん、どこに一番住みたいですか?」

そのたびに、メイは「う~ん」と考えます。
困るのは、どこだってみんな良い所もあれば悪い所もある。
優等生なのに、なぜだか好きになれなかったり
逆に劣等生なのに、なぜか好きになってしまう場所もあります。

しかも、好きだから住みたいかと言えば
必ずしもそうではなかったりもするのです。

ですから
その時々で、出て来る答は少しずつ違うのですが
定番の候補地として口に上るのは
カナダのバンクーバーと
ニュージーランドのオークランドでしょうか。

プナホウスクールの理事長の言葉
「誰もがマイノリティー」と
オバマさんの言葉
「尊重しあう風土の中での多様な文化経験」
から来る心地よさと面白さゆえかも知れませんね。


ご訪問をありがとうございました。
どちらでも一つ押してくださるととても嬉しいです。
どうぞ良い一日でありますように!


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