Rain or Shine~メイおばさんの宝箱

雨が降れば虹が出る、晴れた空には光が躍る。
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世界のどこかから、あなたへ贈るメッセージ

桜満開ワシントンの思い出

2017-04-02 22:21:30 | ワシントンDC
「桜満開ワシントン」というタイトルでこのブログに書いたのは
一年前、昨年の3月27日のこと。

去年の春はワシントンDCにいたのです。
日本と同じように桜情報が飛び交って
人々の足取りを軽く、心も軽くして
ピンク一色の世界へと誘う季節です。

DC暮らしを始める前は
桜=日本とばかり思っていたのに
アメリカの首都ワシントンもまた桜の町でした。

ここの桜たちは
100年以上も前の1912年に
当時の東京市から寄贈された3千本もの桜たちの子孫です。


特設ステージでは日本の歌や踊りなども披露され
人々は足を止め、桜の下で写真を撮りあいます。


昨年3月最後の土曜日、26日には青空とお日様に恵まれたこともあって
なんと70万人ものワシントニアン(ワシントンっ子)たちが
お花見に繰り出しました。

そんな華やかな賑わいとは対照的に
ワシントン記念塔を取り巻く星条旗も



町なかの政府機関のいつもは旗竿のてっぺんで
威風堂々と赤と白のストライプを風になびかせている星条旗も

途中で止まっていました。

直前に起こったブリュッセルでのテロの犠牲者に弔意を表すための半旗でした。
そう、私たちもあの時ブリュッセルの空港にいたのです。
そして間一髪であのテロから免れたのです。

そんなことを思い出しながらペンシルベニア通りに出てみれば
大きな白い文字がひときわ目を引いていました。


ホワイトハウスと国会議事堂の間の
アメリカの首都140年もの歴史を持つ美しい建物
「Old Post Office」(郵便局)が
263室の優雅で豪華なホテルに変身しようとしていたのです。

新しい名称は「Trump International Hotel Washington DC」。
今や良くも悪くも話題を振りまいているトランプ大統領が所有する建物のひとつです。

あの桜の季節から10か月後の今年の1月20日
自身の所有する建物が建つペンシルベニア通りを
国会議事堂からホワイトハウスまで
新大統領の就任パレードが行われました。

つくづく人生はドラマだと思います。
ただし、粗筋も脚本も書けない
あるいは書けたとしてもその通りに演じられる保証などひとつもない
ドラマです。

今年もまた桜を仰ぎ見られることを嬉しく思いながら
そんなことを考えているメイおばさんです。

    
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4月 1日:春です、苺の季節です。
3月30日:優しさの首飾り
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