Rain or Shine~メイおばさんの宝箱

雨が降れば虹が出る、晴れた空には光が躍る。
雨でも晴れでも歩きましょう!
世界のどこかから、あなたへ贈るメッセージ

桜満開ワシントン

2016-03-27 01:33:12 | ワシントンDC
こんにちは、メイおばさんです。
皆様がお住まいの所では、桜はもう満開になりましたか。

桜というのは本当に不思議な花です。
人生の色々な場面を思い起こさせ
ああ、こうしてあと何回この花を仰ぎみることができるのかなあ、、、などと
時に哲学的に、時にセンチメンタルに
時にノスタルジックにさせるのですから。

そして世界のどこにいようとも
たとえ春ではない地にいようとも
この時期が来ると決まってその姿を思い浮かべては
同じように哲学的に、センチメンタルに、ノスタルジックになります(笑)。

今年は日本で桜を見ることはできませんけれど
日本から渡ってきた桜なら見ることができる場所にいます。


昨日、3月25日の「ワシントンポスト紙」では
3面にもわたって「cherry blossom」(桜)の記事が見られました。

ご存知の方も多いと思いますが
ここワシントンもまた桜の町なのです。


この季節には桜情報が飛び交い
人々の足取りを軽く、心も軽くさせて
お花見へといざないます。

とりわけワシントンの真ん中
スミソニアンの博物館、美術館が立ち並ぶ「モール」の
スミソニアン駅から南へ10分ほど歩いた
「Tidal Basin(タイダルベイスン)」と呼ばれる池の周りの桜は圧巻です。


ここの桜たちは
今から100年以上も前の1912年に
当時の東京市から寄贈された3千本もの桜たちの子孫です。
今では若木も加わって水面にまで張り出すように伸びた桜も美しければ
池の向こう側の白亜のジェファソン記念館との取り合わせも美しく


特設ステージでは日本の歌や踊りなども披露され
芝生では思い思いのスタイルで桜を楽しむ人たちが見られ
あちこちでカメラのシャッターが押されます。

今年の「Sakura Matsuri National Cherry Blossom Festival」(桜祭り)は
3月20日から3週間の会期ですでに始まりましたが
今日26日が「Opening Ceremony」(開会式)です。

春を祝い、桜を祝うさまざまなイベントが開催されますが
圧巻は4月16日のパレードでしょう。

昨日はどんよりと曇った朝でした。
週末は混雑するだろうからと金曜日に「お花見」に行こうと思い立ち
駅へと歩き始めたら、ぽつぽつと雨が降り始めました。

「Tidal Basin」に着く頃にはかなりの雨となり
その後も降ったり止んだりの決して最高のお花見日和とは言えぬ日でしたが
たくさんの花見人たちが
私たち同様雨に濡れながらも桜の下で立ち止まっては
満開に近づいた花々を仰ぎ見るのでした。


シートを広げて飲んだり食べたりしながら桜を愛でる
という形の「お花見」はありませんが

それでもやっぱり桜は桜。
Cherry blossomと名を変えようが桜は桜。
日本のような情緒はなくたって桜は桜。
東の国だろうが、西の国だろうが桜は桜。

いいもんです。

日付が変わった今日はとびっきりの青空と、とびっきりのおてんとう様。
今日もまたちょこっと行ってこようかな、と
メイおじさんに内緒で魂胆をめぐらしているメイおばさんです。
ただし日焼け止めをつけてね(笑)。
 
どうぞ良い一日をお過ごしくださいね。
ランキングの方もどうぞよろしくお願い致します。       ↓
       ↓
ライフスタイル ブログランキングへ

海外旅行 ブログランキングへ
―――――――――――――――――――
「メイおばさんの料理帖」はこちらです。
よろしかったらどうぞ覗いてみてくださいね。
3月25日:早速作った「ビーフブルギニョン」
3月24日:ずらりとお土産並べてみたら
http://blog.goo.ne.jp/mayobasan