Rain or Shine~メイおばさんの宝箱

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記憶の断片を紡ぐ時~めでたし、めでたし、私たちの友情!

2014-03-19 23:49:02 | 言葉


大学時代からの長い長い年月
大学は違うのに
男も女も関係なく
特別な友情をはぐくみ続けてきた友人たちがいます。

学生時代には
国内、海外、一緒にいろいろな所に行っては
一緒に笑って、一緒に感動して、一緒に泣き
いろいろなことをしました。

社会に出てからはそれぞれの道を歩き
結婚をし、親となり、仕事に励み、家庭を維持し、
学生時代のように自由を謳歌することもできなくなって
集まることが叶わぬ時期もありましたが
それでも私たちは友であり続けました。

ここまでが青年期であり、壮年期であるとするならば
すでに二人を亡くした残る10人の私たちは
人生の酸いも甘いも噛み分けて
ますます長年の友情を深める中年期に入りました。

そして誰が言うともなしに
先は限られているのだから
できるだけ頻繁に会おうということになり
メイが日本にいる時に合わせては
なんだかんだで学生時代のように顔を合わせるようになりました。

あるいは
集う予定に合わせて
メイが帰国するようになりました。

そのうちの一人、自称「昔の乗り鉄」は
○年○月○日、どこからどこへ電車に乗ったかという
膨大な記録を今でも更新し続けています。

初めは手書きで始めたものが
今では彼のPCの中でデータ化されて
先日の集まりでは
目の前で
私たちがとうに忘れていた記憶を
呼び戻してくれました。

たとえば、、、

○年12月25日 辻堂
○年9月13日 大倉山
○年6月28日 北野、、、、、、、、、、

いきおい話題は若かりし頃の思い出になって
面白かったのは
それぞれの記憶の断片が異なることでした。

たとえば○年6月28日、仲間の一人が住む北野の家に遊びに行った時ならば

「スイカを丸ごと持ってたなあ」
「ほうとうをご馳走になった」
「XXがお腹こわして来られなくなっちゃって」
「ギュウギュウ詰めで腰かけたよな」
「私、赤いワンピース来て行ったの覚えてる」
「YY、失恋した直後でさ」
「壁にきれいな海の絵がかかっていた」
「お酒飲み過ぎて帰れなくなって泊めてもらったんだよ」

メイが突然思い出したのは
授乳中だったので、胸が張って苦しくてたまらなかったこと。

そんな
思い思いの断片を紡ぎながら
再び長い長い年月を思えば
誰からともなくこんな言葉が飛び出します。

「これからはもっと会おう!」
「そうだ、もっと会わなければ!」
「もう一度みんなで一緒に旅をしよう!」

そして次の会も
次の次の会も
次の次の次の会の予定も決まるのでした。

めでたし、めでたし、私たちの友情!

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どうぞ良い一日でありますように!

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