世界の大都市の真ん中には
それを象徴するかのような公園があります。
たとえば
ニューヨークならセントラルパーク
ロンドンならハイドパーク
パリならばリュクサンブール公園
私たちの町、東京ならば、やはり日比谷公園でしょうか。
早足で歩けば羽織っていたカーディガンを脱ぎたくなるような
美しい秋の日の今日
久しぶりに日比谷公園を歩きました。
紅葉にはまだ早いものの
どこからか銀杏(ぎんなん)の
決して芳しいとは言えぬ香りが漂ってきます。
それとて秋の風情です。
猫たちが日溜りでくつろいでいます。
東京のまん真ん中にこんなに猫がいたのかと思うほどに。
この公園の真ん中に建つのが歴史を刻んできたレストラン「松本楼」です。
その歴史をざっとたどってみれば、、、、、
明治36年、日比谷公園の開設と共に松本楼も創業し
大正12年には関東大震災で焼失
昭和の初めに復興したかと思えば、今度は太平洋戦争です。
戦時中には海軍省の将校宿舎となって
終戦になれば米軍憲兵司令部の宿舎となり
昭和26年に再びレストランとして再開した時のランチのお値段は250円。
こうして110年が過ぎました。
「緑あふれる森のレストラン」と謳うだけあって
たしかに素晴らしい立地です。
なんたって公園の中にあるわけですから。
今日のような日は外テーブルも満席です。
どのテーブルにも平等にゆっくりと時間が流れて
木漏れ日がゆらゆらと揺れます。
いいランチタイムでした。
東京のまん中だなんて信じられないくらいに。
この季節
これもまた
東京暮らしの宝物。
ところでこちらは一昨日の夜空です。
一泳ぎして外に出てみたら
三日月と金星が並んで輝いていました。
これもまた宝物。
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