金剛山が下から見て、こんなに雪化粧するのは珍しい。
今日夕方まで、障子を開けてみるといつもこんな風に雪が降っていた。
落ちてくる雪は、白くない。
灰色の空からもっと濃い灰色の雪がどんどん落ちてくるのを、じっと見ていると眼がおかしくなってきそうだった。
夕方になって窓の外が明るくなったので、裏に出てみると雲の間に青空が見え出している。
さぁ~と車に乗って、5万人の森まで出かけた。
西の空低い所に薄い雲を通して、太陽が顔を出している。
まるで満月のようだけど、1日中待ち続けた太陽だ。
東のほうの空に青空が広がって葉を落とした木々が美しい線を見せている。
中央広場から里山や、谷へのウォーキング道は、誰も雪を踏みしめてないので、積もったままである。
すってんころりん転んだら大変なので、カメラで捉えるだけにした。
雪中登山をしたら、明日はきっと樹氷が綺麗だろうと山を見上げながら思う。
温度計は0℃をさしている。
道路に雪が積もっていなかったので、すぐ出てこれたが、これが明日の朝だったら多分車を出せないだろうなぁと思いながら帰った。