カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

裏の田んぼにキジ出現

2011年04月30日 | ★ 日々の呟き

画像にクリックで拡大してください



朝起きてすぐ、濡れ縁に出て雨戸を開ける。
明るい太陽が奥吉野の山の上にあると気分がいい。
ここ2~3日雲が奥のほうに垂れ込めて近くの西吉野の山しか目に入らなかった。

ふと東の方の田んぼの端に頭の紅い大きい鳥のいるのに気がついた。
アオサギやシラサギは時々見るが、これは初めてだ。
眼鏡をかけ、カメラを持ちズームで近づけてみると、どうやらキジのオスのようだ。
藁の向こうに雌のキジがいるようだがはっきりとは捉えきれない。
もう一羽、この黄色い嘴のグレーの羽根をしたのは名前が分からない。
キジと、この小さい鳥の動きが面白いので何度もシャッターをきった。
同じような画像だけれど、それぞれ一緒に写っているのが違ったり、動こうとする方向が違ったりしているのを7枚UPした。

キジは飛び去るかと何度も外を見ていたが、一段下の田んぼに降りてしまってわたしの視界から消えた。
また来たらいいのになぁ~~~。
国分寺~善楽寺
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バトンタッチ

2011年04月29日 | ☆季節

栄山寺山門は雪ヤナギに装われる



側溝の花びらは桜の花筏に流れのない淀みになっている。



溝の傍の土手にびっしりとキランソウが花を咲かせ、葉を土手に這わせてきた。
別名に「地獄の釜の蓋」「弘法草」とも呼ばれている。
命名を調べていて、
『薬効があるため、地獄へ行く釜にふたをするほどの効き目、とのことで名づけられたとも。
弘法草 弘法大師が、この草が薬になることを教えたから。煎じた汁は、風邪薬や高血圧の薬になる。』
薬草であることを納得する。
先日、森野旧薬園へ行った時にも、この花が沢山咲いていた。



私の家の裏の田んぼでは、以前はレンゲ畑が美しい春の風景として眺められたが、今は耕して雑草を土に混ぜ込んでいるだけである。
だから栄山寺のお寺の土手に固まって咲く、レンゲは懐かしい存在である。



境内に入らず外から薬師様にお参りしたのだが、柵の間から黄色い山吹が咲き乱れているのが見えた。
これからの栄山寺は、山吹の花のトンネルのような花の盛りを迎えようとしている。

春から初夏への花のバトンタッチを、捉えたウォーキング中のことである。
とは言うものの風はなぜか冷たい。
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トンビがくるりと輪を描いた 

2011年04月28日 | ★ 日々の呟き

桃畑の花ももう終わりだろうと、市内の農村地区を友達とのんびり歩いていた。
昨日も今日も、春本番とはいえない、風が冷たく感じる。
でも土手のタンポポは、元気でもうすぐ綿毛になって飛び立っていくことだろう。



カラスは身近によく見るが、このようなトンビは我が家の当たりではあまり見ないので、悠々と飛ぶ様子を目で追った。
カメラで追ったと言う方がいいだろう。


何か狙うものがある様子で、あぜ道に立っている私たちを避けては、地上近くに滑降してくる。
狙われているのは私たちでないとは思うものの、何だか気味が悪い。


一番近づいた時のトンビは、嘴が獲物に向かっているようだ。
しかし、地上には降りないまま、私たちの頭の上を「トンビがくるりと輪を書いた ♪」の歌のように輪を書いたままどこか遠くのほうへ去っていった。


トンビに夢中になっていた私の目に、羽音を鳴らして大きな蜂が桃の花を、訪問しようとしていることに気がついた。
花に留まるまで暫く待ったが、こんな状態でなかなか留まらない。

わが町の長閑な田園風景である。
それにしても、今日は寒かった。
「春はどこまで来ているの?」
大日寺~国分寺
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活力ある高齢社会を目指して

2011年04月27日 | ★ 日々の呟き

新年度が発足して私の所属する退職者の、今年度の総会が市内のリバーサイドホテルで行われた。
新役員の方々によって設営された「十津川」という大ホールが会場で部屋のプレートの横に、十津川の名所「谷瀬の吊橋」の絵画が架かっている。
部屋のシャンデリアが、気持ちまで明るくしてくれる。
例年の総会行事と違っていたのは二つ。
東日本大地震で亡くなった方への哀悼の黙祷、復興への祈念、そして義援金の箱を回してのささやかな支援活動と、みんなの気持ちは被災された方へと常に心を寄せている。
これからもずっと。


夕ご飯の分までカロリーを取ったような昼食の間中、暫く出会ってなかった人たちとの歓談が続いたのも、久しぶりの語らいだった。


食後のアトラクションは、会の中でのグループ活動の発表だった。



昨年度1年間練習活動をしてきた太極拳の発表。
緩やかな動きの中に体力づくりが十分に織り込まれた運動を感心しながらら観る。
指導者は勿論会員さんで、自分の活動をこうして支部活動としてこれからの元気作りに大いに貢献されている。


フラダンスのグループも発足して、今年初めての発表だが、皆さんとても楽しそうである。
「月の夜」 「カイマナヒラ」を披露してくれた。
ある人は、「膝が痛かったのに、フラをするようになってから正座ができるようになった。」といっておられた。
練習の日が、お互いのコミュニケーションの場で、それが楽しいとのことは、高齢社会で最も大事なことだと思う。


 絵手紙サークルは、作品をホールに展示されていた。
花を見る目や、季節の移り変わりを道端の花に見つける喜びがあると、活動の意義がいつの間にか身についていく経緯などそれぞれに発表されていた。
全て指導者は会員さんで、ご自分の特技や、在職中の経験を生かしてサークル活動に来る人たちと、いい関係を持って過ごしていらっしゃる。




この色紙は絵手紙サークルの人の作品だが、絵は会員さんの手で、それに合った書は、現職の夫君の手によるものとのこと。
これからの暮らしを今から楽しく構築されているようで、微笑ましいエピソードとして印象的だった。


絵手紙の指導をされている会員さんの作品である。
昨年度歴史的町並みとして保存地区に指定された新町通りの、最も歴史を感じさせられるアングルを取り上げていらっしゃる。
カメラでもやはりこういった所を切撮りたくなる。


     
唱歌のサークルもあるが、これは発表でなく、今日の参加者全員で、大きいスクリーンのカラオケで歌った。
♪ オーマイラブ 上を向いて歩こう こいのぼり おぼろ月夜 楽しい人が好き 今日の日はさようなら ♪ 
神峯寺~大日寺
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名残の桜 

2011年04月26日 | ☆季節


高野山からの帰りは、旧有料道路だったところだから、来た時の山また山とか、玉川の渓流沿いの道路でなかったので、深くカーブするごとに、見晴らしの良い所もある。
孫の車の後部座席に乗せてもらったのだが、窓がちょうど半分くらいでストップするようになっているため、半開状態で桜を見つけては、シャッターを切りながらの下山だった。
動いている車のしかも後部座席だから、大方はぶれていた。
その中で何とか山間の今年最後の桜になるだろう点景をコラージュで1枚の中に纏めた。
お嫁さんの納骨の日の思い出桜としての記録に残した。
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