カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

法隆寺・五重塔

2006年03月31日 | ☆ ふるさと・大和


法隆寺南大門を入ると、中門の左側に五重塔の九輪が青空の中にすっと伸びているのが目に飛び込んでくる。
何度訪れても、この塔の姿のよさには惹かれる。

なかなか天気の定まらない春の日であったが、この日は珍しく朝から晴れ渡っていた。

 法隆寺の五重塔は飛鳥時代に建築されたわが国最古の五重塔。
釈尊の遺骨を泰安する仏教寺院において最も重要な建物である。
高さは、約31,5m。(法隆寺略縁起より)


全景を撮ったつもりが、一層目の右屋根の端を入れられなかったのが残念だ。


中門と金堂の屋根の間の塔。梢の切れた松が気にかかる。上に何かで養生している。



回廊の屋根から頭を見せている塔。


膨らみ始めた桜の蕾が塔の前のヴェールとなって朧。



逆光の塔



東大門辺りから、寺内の院の甍と塔。


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都会の春・土佐堀川べり

2006年03月30日 | ☆季節

国立国際美術館を出て土佐堀川に沿って、地下鉄に乗るために肥後橋方面に歩く。
堤防下の歩道に満開の雪柳が波打っている。
雪柳の咲き乱れるのに目を留めたが、その下の歩道の塵の散らかりようにはいささか辟易した。
「何とかならないの、雪柳が可哀想」

途中で堤防の上の歩道に移った。
ここにも雪柳が綺麗に咲いている。歩道には塵がない。
掃除をする区域担当が決まっているのかしらと思ったりした。
前方に白い花の咲く木を見つける。
ハクモクレンかと思ったが、開花の仕方が違う。コブシである。こぶしの花は、開花すると花びらを開き切る。
開ききった花一輪を見ながら、コブシが、こんな交通量の多い中でけなげに咲いている姿に感心した。
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プーシキン美術展・絵が呼んでいた

2006年03月29日 | ★ 日々の呟き

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高く晴れた朝の空に、国立国際美術館の特色のある建物の先端まで、銀色に光っていた。
4月2日までと会期の終わりが迫った日であった。前夜遅くに、大学の先輩から、プーシキン美術展へのお誘いを頂いた。予定表を見て何も書き込まれていないことを確かめ、即座に同行する旨の返事をした。

19世紀末から第1次世界大戦までの短い期間にロシアの2人の実業家によって集められた、フランス近代絵画を、観る機会を得た。
印象派のモネ、ルノアール、新印象派のセザンヌ、象徴主義のゴーギャンとゴッホ、近代版画ではマネからピカソまで、素晴らしい絵画の世界に魅了された。

出口で購った、「MAYAMAXXのロシアの名画と旅ガイド」の中に「幸せ」という詩があった。そこに今日の私を見つけた。

『美術館にひとを呼ぶものはなにかっていうと、
 それは絵が呼ぶわけでしょ。
 あの絵を見てみたい、という
 たったひとつそう思う人の心だけでしょ。
 すごいことだよね。』・・・・・・・・・詩の一部より抜粋

美術館から出た空は、うす曇に変わっていたが、陶酔感に満たされて、その空さえ美しく感じられた。
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生涯学習の楽しみ

2006年03月28日 | ★ 日々の呟き
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公民館の1年間を通したクラブ、サークル活動の発表会があった。

この市では、中央公民館と、それぞれの地区公民館があり、指導の先生の関係で、この地区公民館に所属している。
発表は展示部と発表の部がある。
発表までの時間に展示されている作品を見て回った。
陶芸、書道、手描き友禅、生け花、ハーブ教室などの1年間の集大成として展示してある。
発表では、「五條よいとこ花踊り」で幕を開け、舞踊、カラオケ、民謡、大正琴、
詩吟と、今までの練習の成果を楽しみながら見ることが出来た。

これらの活動を通して、生涯学習に参加することに楽しみを持ち、今あることを喜びとして、自分史に輝かしい足跡を残し続けて欲しいとの、公民館長の、挨拶をしっかり心に受けとめた日だった。

終わってから、カラオケ教室の仲間の娘さんから「ご苦労様」の手作りプリンの差し入れを頂きこの日の成果や反省など和やかに歓談した。
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桜は蕾・スモモが満開

2006年03月27日 | ☆季節

大阪城梅林を見下ろす位置にある桜の蕾が膨らんでいる。
今年は、梅の咲くのが遅かったから、桜へとの引継ぎがもうすぐのようだ。
1週間もすればこの蕾も花を開かせることだろう。
そして、人々の足もここを通り過ぎ西の丸庭園の桜へと向かって行く。
季節の流れと人の波の流れが大阪城公園でかわっていく。


JR森ノ宮駅に面した公園の入口に満開の花木があった。
桜にしては木肌が違うし花も少し小さい。
尋ねる人も無いままに、あまり綺麗に咲いているので写してきた。
帰った夜、娘に「今日、梅を見に行ってきたよ」と電話すると、「入口のスモモの花が綺麗だったでしょ。電車の中から見えてたから」とのこと。
この花はスモモ。同じ日に電車の中から娘はこの花を見ながらお勤めに出たのだ。
桜の前にこんなに満開のスモモと出会えてよかった。

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