カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

子安地蔵寺の藤 ②

2024年04月27日 | 季節の花

 

4月24日 撮影

自然石の石段を上るより下りる方が難しのですが、カズコさんの親切なサポートで、息をつめながら下りることが出来ました。休憩所の前は白野田藤の天井です。

見上げれば藤・藤・藤。「小さな仏様」に見守られながら、白藤の下を歩む至福の時です。

 

白藤の棚の中に蔓を伸ばした濃い紫のボリュームのある花は、八重黒龍です。

白と紫のコントラストが美しく、いい香りの中で暫く足を止めていました。

 

八重黒龍は、以前来た時よりも勢いを伸ばしているように思いました。

お世話もいいのでしょうし、藤自身の力も強いのでしょう。

とにかく見ごたえのある花です。

 

紫カピタンは、さながら紫の簾のようです。

 

可愛いピンクの口紅藤は、周りを明るくしています、

 

白野田藤は花を長く伸ばして、下に咲くミヤコワスレと話しているように見えます。

 

休憩室前の口紅藤を、最後にゆっくりと眺めました。

パンフレットによりますと、樹齢100年超える古木を含めた八種類二十数本の藤の木が境内にあるとのことです。

不自由な足と相談をしながらの、藤棚を愉しむ時間でしたが、花と向き合っている時には、全く膝の痛さを

忘れて、カメラを向けていました。

パンフレットに書かれた「花は小さな仏様」に見守られて、友人の親切なお誘いに深く感謝していた地蔵寺の

お花見でした。

 

山門から東の方を見ています。

昔 母と一緒に 嫁いだ私の安産の御祈祷をしてもらうために、電車の駅からここまで歩いた細い道が

見えます。思い出の小道です。

 

 

 

 

 

 

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子安地蔵寺の藤 ①

2024年04月26日 | 季節の花

金剛寺さんの帰りに、カズコさんが、「昨日菖蒲谷へ藤の花を見に行っていたんやけど、誘っていいかな?」と私の足を

気遣いながら言ってくれました。

元気だったころには藤の季節になると、車を走らせていた子安のお地蔵さんの藤の様子が目に浮かび

「行きたい、行きたい。連れて行って。」と即座に嬉しくて返事をしました。

駐車場から1番先に目に入る藤棚です。

境内藤マップを見ると「九尺藤」と記されていました。房丈が長く優雅な佇まいです。

本堂に向かいながら左の池の周りに咲くピンクの長藤の群れです。

優しい色を池に映していました。

自然石の石段を、カズコさんのサポートで、ゆっくりゆっくり、ヨイショヨイショと言いながら

本堂前に辿り着きました。

本堂横の九尺藤は、房が長く地面に着いています。

「花は小さな仏さま」とパンフレットに書かれていましたが、花の中に居て確かにそうだと

穏やかな優しさに包まれているような気持ちで境内を歩きました。

本堂の左側の白カピタンの甘い香りに、蜂が沢山よって来ていました。

ここまではゆっくり歩けるのですが、本堂下の藤の園への道は下り坂の手摺りの無い細い道なので

今迄に来たその様子が分かるだけに、ここで下へと石段を下りて引き返すことにしました。

鐘楼から見える所だけ撮って置きました。

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金剛寺の牡丹園

2024年04月25日 | 我が町

 

カズコさんが金剛寺へ連れて行ってくれました。

 

山門を入るといい香りが迎えてくれます。

 

白藤は開花の時期を過ぎたようで、房は綺麗ですが、地面に散り敷いた花弁もまた綺麗でした。

牡丹園の入口でもまたいい香りの黄木蓮の開花が始まっています。

オオヤマレンゲは蕾が堅くこれからの開花が楽しみです。

金剛寺の牡丹園は、牡丹の花だけでなくこの季節に咲く、いろんな花が植えられているので、

そんな足元の小さい花にも、癒されながら園内を散策しました。

エニシダも色の違うのがあります、

 

咲いた牡丹の花が直射日光を浴びないように、葦簀の天井に守られています。

でも今年の異常気象で、開花が早かったようで、花弁が落ちているのもありました。

 

アヤメ

クレマチスと桃色タンポポ

黄色い牡丹がまるでアーチのよう。

ここから牡丹を集めてみました。

     

今年は、お寺の牡丹を観ないまま春が過ぎてしまうのではないかと、長雨や高い気温に

気をもんでいましたが、にこやかに咲いている花たちに出会うことが出来ました。

上の小さい画像を、大きくしてご覧ください。

 

 

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「いらっしゃい!我が家へ」セキチク

2024年04月24日 | 季節の花

 

どこかで買い物をした時にレジで貰った花の種を、庭の空きスペースに蒔いたのはいつだったのかさえ忘れていました。ゴマ粒のような種の入っていた袋を、名前が書いてあったので、割りばしに挟んで傍に差しておきました。

いつの間にかその袋が飛ばされたのかなくなってしまった頃、小さい芽が沢山頭を出しました。

その辺が雑草と同居しているようだったのですが、確かに新しい芽だったので、それが伸び始めてからは、周りの雑草は引き抜いておきました。

黄梅が終わる頃茎の葉っぱとは違った、針のようなもじゃもじゃした葉が先に付き、

よく見ますと色の変わったのが付いています。

花の蕾だと分かった時、どんな花なのか毎日ワクワクしながら待ちました。

 

雨上りの夕方、白い花の開花を見つけました。

 

赤い花の蕾も沢山つけているのがあります。

 

「いらっしゃ~い」

 

花を見るまでは分からなかったのですが、セキチクです。

ナデシコに似ています。別名は「唐撫子」で、中国原産で、万葉時代に渡来してきたのだそうです。

ルーツは古いのですね。

蕾がいっぱいついていますので、これから楽しめそうだし、仏壇のお花にもなりそうです。

もう少しさいたらお供えすることにしましょう。

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老人憩の家の花

2024年04月22日 | 我が町

 

月に1度の退職女子会の歌の会の日でした。

玄関に並んでいるプランターの花が植え変わっていました。

可愛いのでカメラを向けている私に、「老人会の人たちがいつも植え替えてくれるのですよ。」と教えてくれました。

ここの職員さんが植えているのだと思っていたのですが、老人会の活動だったのです。

キンギョソウ・ほんとに金魚のような形で可愛い花です。

 

ネモフィラがありました。テレビでも、ネットでも広い丘や斜面一杯にびっしりと咲いている

光景を、この季節に見ることが出来てその度感動していました。

いくつかのプランターにネモフィラが植えられていました。

一つ一つの花のなんと可愛いこと。どの花も笑顔で歌っているように見えました。

 

ビオラはパンジーよりも小さくて愛嬌のある顔をしています。

老人会の活動としてこのような花を植えて、訪れる人に癒しを与えてくれることに感謝です。

 

 

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